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【仕事人間】未だ昭和感溢れる職場でAIから遠のきすぎた場合の戦略的学習1
未だ昭和感溢れる職場とはどんな職場か。
具体的には紙中心でofficeさえ使う機会がない職場です。
AI・ITを業務でいかに活かすかを目指し動いた私の転職活動。
この点では完全に失敗と言えます。
いやいやプロジェクト変えてもらえばいいのでは?と思いましたが、役職上の先輩方でさえ、異動できず。
同じプロジェクト内でいかに長く活躍するかが求められる職場でした。
AIが活用されているプロジェクトに配属されなかった私は自分で学習するしかありません。
あー失敗した。
と後悔してばかりもいられないため、仕事人間としては戦略をたてようと思います。
ちなみに成功した点は70%ブラック企業からホワイト企業に行き、給与が少しアップしたことです。
2050年には今の47%の仕事は形を変えるもしくはなくなる
オックスフォード大学の調査結果です。
今私が実際に行っている仕事も2050年にはなくなっているかもしれません。
もし自動化されている場合は、AIエージェントの力をフル稼働していると思います。
ちなみに2050年日本が目指している未来はこちらですが、どう思われますか?
戦略的学習とはなにか?
仕事人間にとっては、プライベートの充実ももちろん大切です。
でもどうしたら理想のキャリアを構築できるのかもどうしても考えてしまいます。
目をつけたのが、未来といえど直近で必要とされるスキル「戦略的学習」です。
まずは原文から確認!O*NETサイト内のBrowse by Basic Skills>Process内に表示されていました。
Learning Strategies
Selecting and using training/instructional methods and procedures appropriate for the situation when learning or teaching new things.
「新しいことを学ぶためのスキル」ですが、本記事では以下のように解釈しました。
新しいことを学ぶ・教える時に学習方法を選び、習得し、実践するスキル
今よりレベルアップするため新しいことを習得するってワクワクしますよね!
う~ん、ですが
そもそもどうして「戦略的学習」が2030年必要なスキル1位なのか気になりませんか?
戦略的学習について考える前に、私が感じた疑問をサクッと解消しておきます。
そもそも戦略的学習はどこで1位となったスキルか?
オックスフォード大学のマイケル・オズボーン教授が2017年に発表した論文 「The Future Skills(未来のスキル)」。
その論文の中でアメリカの雇用市場を想定し2030年に必要なスキルNo1としてランク付けされたのが「戦略的学習」です。
オックスフォード大学マイケル・オズボーン教授とは
オックスフォード大学マイケル・オズボーン教授は、機械学習を専門とされています。
特に新しいテクノロジーがどのように仕事を変えていくかに興味をもち研究されているようです。
初めて世界に与えた衝撃は、2013年の論文「雇用の未来」。
2050年までにAIにより約50%の仕事がなくなると発表されました。
ランク付けされている120のスキルはどこからきたのか?
そもそも論文内でランク付けされている120のスキルはどこからきたの?
答えは、O*NETです。
米国労働省/雇用訓練局が後援し開発された職業情報提供のためのオンラインデータベースサイト O*NETに掲載されているスキルになります。
論文内では、O*NETに掲載されている120のスキルを2030年の雇用需要を予測しランキング付けしたんですね。
ちなみに日本の厚生労働省が開発し2020年3月に日本版 O*NETもリリースされています。
戦略的学習とは?
「The Future Skills(未来のスキル)」論文内に掲載された2030年に求められるスキルのランキングです。
このランキングを見てどう思いますか?
スキル(英語表記と日本語表記)
1. Learning Strategies 戦略的学習力
2. Psychology 心理学
3. Instructing 指導力
4. Social Perceptiveness 社会的洞察力
5. Sociology and Anthropology 社会学・人類学
6. Education and Training 教育学・訓練
7. Coordination 協調性
8. Originality 独創性
9. Fluency of Ideas 発想力
10. Active Learning アクティブラーニング
11. Therapy and Counseling 心理療法・カウンセリング
12. Philosophy and Theology 哲学・神学
13. Speaking 伝達力
14. Service Orientation サービス志向
15. Active Listening アクティブリスニング
16. Complex Problem Solving 問題解決力
AIでは代替えができない、もしくはまだまだ再現するには時間がかかる。
そんなスキルが上位ランキングしていると思いませんか?
具体的には人を理解するためのスキルや学習スキルです。
少々長くなってきましたので、続きはこちらから▼