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【私の本棚】国民総株主~トークン発行じゃないの?~
御礼
冒頭の記事画像は、noteみんなのフォトギャラリーよりひな姫様創作分を使わせていただきました。
おメメぱっちりで可愛らしい
どの書店にも話題書コーナーに並ぶ赤いタイトル文字。
どうしてトークン発行・配布じゃなくて株なんだろう?
本書を手にとり考えたことです。
なるほど、だから株なのか
インフルエンサーがトークンを発行し、コミュニティを生み出し、新たな経済圏をつくることが今後も加速すると感じています。
著者の影響力を考えると、トークン発行すれば多くの人が購入し右肩上がりになりそうだけどと思っていましたが、浅はかでした。
なるほど、だから株なのか。と思える納得理由。
国民総株主の構想は日本中を巻き込む巨大プロジェクトでした。
一言でお伝えすると「面白い」。
本の魅力
本の付録も構想もスピード感も全てに面白さを感じました。
スピード感については「謝辞」に記載されていますのでご確認ください。
本マーケティングとして、付録付を販売するのは王道だと思います。
2024年の12月に購入した本には、CNPトレカがついていました。
・カードとして最先端技術が使用されている。
・発行販売数も予め公開されており、希少性がある。
と思わず予約。
CNPトレカ付の本は発売後、メルカリで2倍の価格で販売されており驚き。
中身読んだのかな・・
本自体が投資そのものになっていました。
魅力的な付録
話を戻すと、「国民総株主」には1冊の本に株引き換え券(100枚)がついています。
私とっては初めての株を大好きな本で受け取れるだけでも嬉しいのですが、
本来は「カブアンド」のインフラサービス利用で株をもらえるそうです。
生活に必須のサービスばかりのため、生活基盤の金額を支払いつつ株を得られる仕組み。
インフラサービス自体の利用は、私の現状を考えると今後モバイル・ふるさと納税かな?
他は既に別サービスのメリットが大きいため敢えて切替は考えていません。
株は、もちろん上場しない限り単なるチケットかもしれませんが、本を購入するだけで上場を応援したくなる。
だって未公開株の株主だから。
(初めての経験に浮かれモードです)
資本主義について考えさせられる
また国民総株主の思想に至るまでの考えを読み進めていくと今を生きる上で考えさせることも多い。
・株の本来の姿(短期売買ではないのですね~)
・経済圏を主体的につくる(参加が大切)
・日本の魅力の見直し(マイナスニュースが多いけどやっぱりいいところ)
・資本主義とは何か(お金とはそもそも何かを知る)
個人的におススメだと思う方
これから活躍する経営者
私はベンチャー企業で働いたことがありますが、今から起業する経営者に真似して欲しい仕組みでした。
ベンチャー企業は
・いかにクライアントの信頼を得ることができるか
・将来性を見据えてもらえるか
・ワクワクするような未来像を提供できるか
・どんなサービスが提供できるか
・今までの企業とどこが違うのか
上記要素が、クライアントはもちろん、従業員にも提供できるかが重要です。
実体験ですがベンチャー企業こそ人を大切にしておかないと崩壊スピードが恐ろしく早い。
働く人2パターン
ベンチャーに勤務する人は大きく2パターンのような気がします。
①ベンチャー企業のノウハウを知り起業家になりたい
②起業家の考えや価値観、提供できるサービスに魅力を感じ、この人とともに突っ走ってみたい
所感では②のパターンが、例え給与が安くても何か使命感のようなものがあり、企業を応援する立場と自ら動きまくる立場を兼ねていました。
(ただし注意しないと単なる従業員の能力搾取です。)
クライアントや従業員に株券を配布することで、株主としても応援してもらえることは大きなメリットですよね。
実行すること
この書籍読了後の実行内容は以下です。
・カブアンドのサービスを調べる
・株券をもらう
・企業上場を応援する
もちろん賛否両論、する・しない、投機のように感じるなど色々所感はあると思いますが私は追いかけてみようと思います。