映画『GUNDA グンダ』(2020)の感想
映画『GUNDA グンダ』を映画館で観てきた。ビクトル・コサコフスキー監督のアメリカ・ノルウェー合作の2020年に公開された映画だ。
モノクロの映画で、母豚と子豚、にわとり、牛の動きが、ていねいに撮られていく。つまり、登場するのは家畜である。
音楽やナレーションはなく、音は、豚の鳴き声、ハエの羽音、地面を蹴る音のみである。
こういう自然音で、映画的な展開もなく進んでいく。正直に言うと、睡魔に襲われ、途中で寝てしまった。10分寝ていたのか、30分寝ていたのかはわからない。目が覚めると、母豚が子豚たちを探していた。母豚は授乳中であり、たぶん胸がはってつらいのだろう、というシーンだった。
そこで映画は終わった。豚の産毛まで見える映画だった。集中してみるためにも、この映画に限っては前のほうの席に座り、画面にかじりつくことをおすすめしたい。
(コーヒーを飲んでおくべきだったとも思う。)
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