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長くいたら、偉くなったらできること

仕事に行きたくない日もあるが、今の仕事に大きな不満はない。(不満を持ったところで次がない笑)

ただ、仕事中、ふと思うのだ。八年勤めた職場に勤め続けて偉くなっていたら、どうなっていたのか。あれやこれや、いろいろチャレンジできていたかもしれない。

もちろん、退職理由は、上司によるパワハラ、モラハラ、脅迫なので、長く勤めることはできなかった。非現実的なこと、終わったことを考えても仕方がないのだが、後ろ髪引かれる思いがあるのは事実。不本意な自己都合退職であることは、しこりとしてずっと残る。円満退職というか、波風立てずに辞めた職場のことなど、一ミリも考えないので、トラブルがあって辞めると、退職後もボディブローのように影響を及ぼすのだなと思う。

辞めて三年経ったので、怒りにかられることは、ほとんどなくなってきた。今は、うまく立ち回れなかった自分に対する悔いのようなものが、うっすらある。職場でサバイブするには、何もしないのが一番。とはいえ、何もしないようなメンタリティでいると転職は難しくなるだろう。自ら望んでいなかった選択だからこそ、トラウマになっている。手にできたはずの未来、可能性があったと考えてしまう。不毛であることはわかっているのに。

どん底から、まだ三年、もう三年。三年前の自分は、10月から半年間の無職に突入していくのだが、そこそこ地獄だった。今の自分を褒めたいとは思わない。まだ、三年前のすさみきった自分にかける言葉が見つからない。

三年前の自分を救ってくれたのは、note(書くこと)と、映画館に通うことだった。今、やっていることと大差ないが、自家中毒に陥らずにすむ対処方法を見つけられたという点では、地獄のような経験も悪くなかったのかもしれない。キャリアを積み重ね、ステップアップするのって、そう簡単なことではないと改めて思う。

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佐藤芽衣
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