デスクチェアが届かず、疲れる
先日、デスクチェアを購入した。Amazonで日時指定して日曜日の午前中に受け取る予定だったのだが、待てど暮らせど、インターホンはならない。
午後になってから、Amazonの注文ページを確認すると「11:00に配達を試みました(保留中)」と表示される。インターホンが壊れていたのだろうか。音量などを確認するが壊れてはいない。郵便受けも確認したが不在票はなかった。平日には受け取れないので、配送会社に再配達を依頼する。コールセンターに電話するも、AI対応になり、オペレーターにつながらない。どうなっているのかわからず、イライラし始める。Amazonの注文ページを再度確認すると「12:30に配達を試みました(保留中)」と出てくる。いやいや、誰も来てないよ、と不信感が募る。
再び配送会社に電話し、トラッキングIDをAIに伝えると「この荷物には問題があるためオペレーターにつなぎます」と言われる。オペレーターによると「お届け先の住所が文字化けしているため、配送所で止まっています」と言われる。文字化け? 文字化けって何それ? 配送会社に住所と電話番号を伝えると、これはAmazon側の問題だと告げられる。AIに対してかなり感じ悪く話してしまい、若干後悔する。カスハラっぽいことをしていた。反省。
気を取り直してAmazonにクレームの電話をする。すぐにオペレーターにつながり、宛先が文字化けしている件を告げると、わたしのブラウザに問題があり文字化けしたと言われる。わたしは書籍しか売っていなかった頃から20年以上Amazonを使っているが、はじめての現象である。
その後、Yahoo!のリアルタイム検索で、「Amazon 文字化け」を検索すると、そのような状況に陥った人は結構いるようだった。そして、配送所によっては宛名が読めないと、すぐさまAmazonへ返送となり、そうなった場合は受け取りができなかった荷物ということで返金手続きがされてしまうらしかった。つまり、注文をしなおさなければならなくなっていたのだ。イライラしながらも、動いた自分は正しかった。ただ、超絶感じの悪い人間になっていたことは間違いない。だって、午前中に椅子の組み立てを終わらせたかったんだもの。
そんなわけで、デスクチェアは夕方頃に無事届いた。配送会社の人には悪態をつかずに済んでよかった。
肝心のデスクチェアの組み立ては、メーカーが組み立て動画をYouTubeにアップしており、それを見ながらやった。説明書には所用時間20分とあったが、おそらく15分ぐらいでできたと思う。やはり、動画ってわかりやすいのね。
こんな些細なことでイライラしてはいけない。怒りによってどっと疲れてしまった。椅子の座り心地がいいのか悪いのかも、よくわからない。アンガーマネジメントしなきゃ…。
今回のフラストレーションの最大の原因は「配送を試みました」という表示である。その表示はまるで「あなたが自宅に不在だから届けられなかったんですよ」と言われているような気分になり、カチンときてしまった。クレーマー対策で表示される仕様なのだろうか。今度からは宛先が文字化けしていないか注文後に確認しようと思う。