アガらない衣替え
昨日、衣替えをした。衣類圧縮袋から冬のニットやセーターを取り出すと、何ともいえないがっかり感に包まれた。
無駄に派手な色のアクリル素材だったり、無駄にボリューム感はあるのに色は冴えなかったりと、心が躍らないにも、ほどがある。
うーん、捨てたい。捨てたいけれど、着るものがなくなってしまう。おそらく、冬の自分は、おしゃれであるかどうかより、暖かさを優先していたのだろう。
そして、冬物のキルト素材のパジャマ。今年の頭に購入したものだが、あまり好きではなかったことを思い出す。いっそのこと、裸や下着で寝るべきか。
七年前に購入した一張羅にも限界を感じた。今着ると、型が古いのと、体型が変わったせいで、野暮ったく見える。まあ、前から野暮たかったのだが、フォーマルな感じが失われてしまった。
制服化して所有点数を減らした方がいいのだろうな。今の自分にはファッションに対するエネルギーがわきあがってこない、ということもある。ファッションとは自己呈示であり、セルフプロデュース力を見せるものであるのだが、その手前で疲れている。身なりを整えて清潔にするための入浴やら化粧やらで手一杯。その前の体調管理にも気を遣って、睡眠時間や食事、運動、漢方、サプリメント、乳酸菌に心を砕いている。もちろん、心身ともに不健康でおしゃれな人もいるが、労働者としては心身ともに健康で、あまりおしゃれではない人であった方が都合がいい。(そして、わたしは結構な冷え性なので、これからの季節はユニクロのヒートテックありきで、インナー優先で服を組み立てることになるから、そんなに自由はないのだ)
よし、こんまり師匠の教えに従って、ときめきを感じないものは捨ててみよう。(毎年、似たような記事を書いているが、今年は一歩踏み込んだ断捨離に挑戦したいと思う)
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