映画『ストレイ・ドッグ(Destroyer)』(2018)の感想
カリン・クサマ監督の映画『ストレイ・ドッグ(Destroyer)』を映画館で観てきた。
ニコール・キッドマン主演のノワールものである。
この映画を観に行った動機付けは、美しくないニコール・キッドマンとは、どんな感じなのだろう、といった怖いものみたさであったことは間違いない。
御年五十歳であっても、彼女はその期待を裏切らない。特殊メイクで、すっぴんと老いを作らなければならない彼女の美しさは健在である。これは決して嫌味で言っているのではない。
主人公のエリン(ニコール・キッドマン)は、日本でいうところの半グレ集団に潜入捜査官として入っていく。そこで捜査官同士で恋に落ち、そして銀行強盗の分け前に目が眩み、道を踏み外していく。
エリンは孤独な女性である。目的を遂行するためには手段を選ばない。その様は清々しいほどである。映画の原題は『DESTROYER(破壊者)』で、エリンとサイラス(犯罪集団のボス)を指しているのではないかと思われる。
ラストのエリンの瞳の美しさが、今も脳裏に焼き付いている。
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