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ねんきん定期便が届き、生きる気力が削がれる

ねんきん定期便」が届いていても、これまではそれほど真面目には見てこなかった。しかし、わたしも自他ともに認める中年となり、しげしげとハガキに記載されている支給額をながめる。

マジか! これで暮らせと? どうやって? フリーターとして、ふらふらしていた時期はあるにせよ、国民年金はちゃんと納めてきたし、学生で払えないときは免除手続きをしてきた。まがりなりにも厚生年金の期間もあるのに、こんなに少ないの?

もう、さっさとこの世を去ったほうがいいのだな、と思った。Yahoo!のリアルタイム検索をしてみたら同志がたくさんいて安堵したが、安堵したところで何も解決しない。

国家も年金も破綻しないことは知っているが、個人の暮らしは破綻すること必至である。

長生きしないように、我慢せず、不満は溜め込まず、命を燃やし尽くして生きていこう。力を出し惜しみをしてはいけない。日々、無理をして寿命を縮めるぐらいのことしか思いつかない。

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佐藤芽衣
チップをいただけたら、さらに頑張れそうな気がします(笑)とはいえ、読んでいただけるだけで、ありがたいです。またのご来店をお待ちしております!