シングルタスクへの道 その2
「ながら作業」はしないと決め、3日が経過。
今日の発見、ひとつめ。
ダイソーに行ったところ、ダイソーのテーマソングが流れていて驚いた。
『ハッピープライス、パラダイス~♪』
と韻まで踏んでいるではないか。ゆるい曲で盆踊りチックである。
100円ショップなので、ユーロビートガンガンでもおかしくはないのだが、意外と抑制的なのだなと思った。
そして、はじめはぼんやり聴いていたので、『パラダイス』が『パラダイム』に聞こえ、パラダイムシフトにまで言及するなんてすごい店だな、と感心までしてしまった。
長いことダイソーを使っているが、歌を聴いたのは初めてで新鮮だった。
発見、ふたつめ。
人とぶつかりそうになる回数が減った。距離感が正確に認識できるようになった。
発見、みっつめ。
風呂に集中して、入ることができた。これまで、ラジオやpodcastを聴くために、iphoneを浴室に持ち込んでいたのだが、それをやめた。そうしたら、無心で湯に浸かれる瞬間があった。
発見、よっつめ。
歩いているとき、雑念というか、思考はあちこちに飛ぶのだけれど、それを客観視できるようになってきた。そして、行きたかった店にいくつか立ち寄り、用事を済ませ、一万歩以上、歩けた。
発見、いつつめ。
帰宅後、皿洗いを完了させられた。明日は掃除機をかけたい。
今日のまとめ。
・時間に余裕を持てば、イライラも減るかもしれない
・仕事のやるべきこと(ルーティンワーク)は自動化して、余った時間で仕事の質をあげたい
・焦らず、後輩にもっと優しくする(とにかく待つ、時間が解決することも多いのだから、あくせくしないように気を付ける)
このような振り返り記事を書く余裕があるということは、時間的な余裕がある、と言えなくもない。
あと自炊のこと、弁当のこと、水筒のことなどを今日は何度も考えた。
これは、つまり、自分の世話に時間を割いている、ということであり、悪くない傾向だろう。
わたしはこれまで時間を節約するために、昼食はコンビニの菓子パンとサラダ、夕食はスーパーの総菜コーナーや安い外食で済ませていた。
こういった行動は、時間を節約し、家事で疲労しないことが目的であったのだが、意外と疲れていた。
むしろ、疲労感はすさまじく、心は荒んでいて、攻撃的になってしまうことも多かった。
自分のために、自分の時間を使う。当たり前のことなのだが、ここを省略してしまうと、どんどん消耗してしまうのかもしれない。
「ご自愛ください」というのは、メールのしめのフレーズでしかなったのだが、自分にこそ、使うべき言葉なのかもしれない。