シングルタスクへの道 その4
普段の行動のマルチタスク(いわゆる「ながら作業」)を減らし、シングルタスクへ移行しようと試みている。
その経過を報告したい。
効用 その1
ここ最近、姿勢を意識するようになった。
元来、わたしは猫背で、姿勢が悪い。
子どもの頃、担任の先生に竹の定規を背中に入れるように促されたこともある。
今、音楽の「ながら聴き」歩行をやめたところ、窓ガラスに映る自分が目に入ってくる。「わお、姿勢が悪い」と毎回思う。
背筋を伸ばす。
おなかと腰に力を入れ、肩を外側に開き(肩甲骨を意識して)、上体を少し後ろにずらすようなイメージである。これで前屈みの猫背は多少改善される。
インナーマッスルを地味にトレーニングできていたら、うれしい。
効用 その2
初動が早くなった。
というのも、これまで、本を読みながら、ラジオを聴き、Twitterを見て、そのついでにネットサーフィンもして、テレビもつけ、お菓子を食べ、コーヒーを飲み、というようなことをやっていた。
外から見ると、暇な人そのものであるが、脳内は大混乱だったのかもしれない。
「あと10分、あと10分」と動くまで、時間がかかっていたが、今はすぐに掃除なり、noteの更新なりができるようになってきた。
行動を起こす前に重い腰を上げる、という感覚が薄れてきた。
次の行動にすぐ移れると、自己肯定感は若干あがる。
効用 その3
今「muute」というAIジャーナリングアプリを使っている。
ややこしいことはなく、あなたの日記をAIで分析しますよ、という日記アプリで、短文で更新をしている。
多分、1回の更新が30文字ぐらいだと思う。その更新頻度があがった。
スマホでも、「muute」や英語学習アプリは、いくらでもやってもよい、というルールにしている。
一日の振り返りが習慣化しつつある。食事の写真などもアップして、あとで眺めたりしている。わたしは、もっぱら夜に振り返っている。
在宅勤務の人で、スマホで遊んでしまう人はやるといいかも。
効用 その4
体重計に乗り、iphoneのヘルスケアに入力というのが、朝晩できるようになってきた。その行動は自動化したような感がある。
効用 その5
だらだらスマホがちょっと改善されたのか、目の痛みや充血頻度が減ったような気がする。
スクリーンタイムは1日平均2時間ぐらいになった。
さらに減らしていきたい。
というわけで、劇的な変化がないが、地味な変化が起きつつある。
リバウンドしないように気をつけて、続けたていきたい。