映画『はりぼて』(2020)の感想
五百旗頭幸男、砂沢智史監督の『はりぼて』を観てきた。
現代日本の象徴、という感じがする。おじさんによる、おじさんのための政治で、誰も責任を取らない。
女性記者が取材妨害された件も、さもありなん、という感じである。
また、印刷していないのに印刷会社に架空請求して、というのは、某自民党参議院議員の元彼もやっていた手法で、あるあるなのだな、と改めて納得した。
というか富山県議会だけでなく、46都道府県でも調べたら、いくらでも不正会計など出てくるのではないかと思うと、ぞっとする。
申し訳ないが、途中で寝てしまった。
ジャーナリストも野党も、調査能力が落ちていると数年前から言われているわけで、また国民の目もゆるくなっている。ただ、この無気力感や無力感が一番の敵だとも思っている。政治は変えられると信じたい。
チューリップテレビのみなさん、お疲れさまでした、という感じの映画である。自民党(一部野党)のいろんなおじさんが見られる映画だよ。
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