使わない筋肉は衰える
ここのところ、以前書いた原稿の推敲作業などをしている。面白いと思ったりもするが、表記の統一をどうするかで迷う。そのうえ、間違いを見つけるセンサー(勘)などが働いていないような気がする。作業がはかどらない。使わない筋肉は衰えるのだな、とつくづく思う。
先日、マーガレット・アトウッド の『昏き目の暗殺者』を読み始めたのだが、文字を読んでも光景が浮かび上がってこない。レトリックがふんだんにほどこされた描写なのだと思うが、まったく頭に入ってこない。海外の長編小説というのは、読み続けていないと読めなくなってしまうのだと思った。日本語の小説は、言語と文化的背景を共有している分、認知負荷がかからないから楽に読めるのだろう。しかし、楽か否かで読む作品を決めたくはない。もう少し頑張ろう。(とはいえ、ドストエフスキーとかトルストイ、ジョイスなんかは無駄に長いだけのような気もする)
コロナ罹患後は、あまり運動していない。運動によって後遺症が悪化するという話もあったので、安静を心がけていた。そんなわけで、実際の筋肉も衰えてしまっている。スクワットを50回やったら、翌日激しい筋肉痛に襲われた。ラジオ体操もつらかった。
少しずつでもいいから、長く続けること。やめないことが大事なのだと実感している。
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