ゆったりパンツがゆったりしていなかったとき
わたしが下着に求めるのは、セクシーさではなく、楽さである。冷え性なので、おなかまですっぽり包み込むパンツを買ってきた。あたたかさ、機能性が大事。
近頃は、ネットで服や靴を買うことも増え、失敗だと感じることは少なくなっていたのだが、久々に失敗してしまった。ゆったりパンツを買ったはずなのに、パンツのゴムが腹に食い込むのである。仕事中は緊張しているのか、ゴムの締め付けをさほど感じないが、帰宅する頃には、お腹まわりにゴムのあとがくっきり残って真っ赤になっているし、脱ぎにくい。
「ゆったりパンツがゆったりしていないのは、あなたが太ったからなのでは?」と思ったかもしれないが、答えは「ノン!」である。ユニクロやほかのメーカーのMサイズなどは問題なく履ける。今回、買ったゆったりパンツの名を騙ったパンツのレビューを見ると「ワンサイズ大きいのを買った方がいい」という先人たちの知恵が書き込まれていた。やはり、レビューはきちんと読むべきだった。
ここでわたしの選択肢は三つ。
①ゆったりじゃないとクレームをつけ返品して返金してもらう。
→これは超面倒くさいし、一度開封したものや使用したものを返品するのは気が引ける。
②ゆったりしていないから捨ててしまう。履くたびに苦しい思いをするのは馬鹿らしい。買ったばかりだが潔く捨てる。
→ケチだから新品を捨てることに抵抗がある。
③ゆったりパンツが気持ちよく履けるようにダイエットする
→間違いなくこれが正解! がんばれ、自分。
しかし、コロナ後遺症で疲れやすいので、運動を再開するのは微妙なところ。体重は増えていないのに太ったような感じはする。ただでさえ、ストレス過多な現代社会において、ゆったりパンツを履く自由は死守したい。それぐらいは積極的に自分を甘やかしていきたい。(ダイエットはちょっとずつやっていこう)