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薬を飲んだかどうかを忘れる

今年の6月下旬に新型コロナウィルスに罹患して、その後はしっかり後遺症に苦しんでいる。食事用のテーブルには薬がずらりと並んでおり、昼食後に飲む薬を職場に持って行かなけれならず、日々、面倒くさい。

最近、薬を飲むことが常態化したため、寝起きに寝ぼけた状態で飲み、「あれ? 薬、飲んだかな」という思うことが増えてきた。鍵を閉めたかどうか不安になるのと同じで、まあ、飲んだならいいのだけれど、飲まずに体調が悪化するのは嫌だなと思ったりして、記憶がさだかでないときは用量の半分だけ飲んだりしている。良くないと思っている。

食事したことを忘れちゃうお年寄りの話を完全に他人事だと思っていたが、今となってはそうでもなくなってきた。自宅にいるときは「〇〇(薬名)、飲みます!」とアムロ・レイのように飲むようにし始めた。これだと、さすがに忘れない。ただ、薬を飲む時間にうたた寝してしまったりすると、薬を飲む時間がずれてしまったりもする。優秀な病人になることも、なかなか難しい。今は医者の言うことには従って薬ぐらいはちゃんと飲みたいと思っている。

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佐藤芽衣
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