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#映画感想文

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映画感想文です。備忘録です。分析的な批評はなく、ネタバレしています。
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#映画鑑賞

映画『ドリームプラン』(2021)の感想

映画『ドリームプラン』を映画館で観てきた。原題は『King Richard』である。 プロのテニス選…

佐藤芽衣
2年前
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映画『東洋の魔女』(2021)の感想

映画『東洋の魔女』を映画館で観てきた。東洋の魔女と呼ばれた日本女子バレーボールチームのド…

佐藤芽衣
3年前
15

映画『ヒア アフター Here after』(2010)の感想

映画『ヒアアフター(原題:Hereafter)』を観た。監督はクリント・イーストウッドで、マット・…

佐藤芽衣
3年前
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映画『由宇子の天秤』(2021)の感想

『由宇子の天秤』を映画館で観てきた。監督の春本雄二郎さんが脚本も担当されている。 この映…

佐藤芽衣
3年前
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映画『サンドラの小さな家』(2020)の感想

少し前になるが、イギリス映画の『サンドラの小さな家』を映画館で観てきた。 想像していたよ…

佐藤芽衣
3年前
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映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』(2021)の感想

映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』(2021)を映画館で観てきた。 庵野秀明監督が、やり…

佐藤芽衣
3年前
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映画『愛と闇の物語』(2015)の感想

ナタリー・ポートマンが監督・脚本・主演の『愛と闇の物語』を2月中旬頃、映画館で観てきた。舞台はイスラエルである。そして、本作は2015年公開ということで、日本では6年後に公開されたことになる。 私は彼女のことを勝手にフランス人だと思っていた。この作品で彼女がイスラエル人であることを遅ればせながら知った。 "ブラックスワンのナタリー・ポートマン"と映画の宣伝文句にはあるが、私にとっての彼女は、リュック・ベッソン監督の『レオン』での存在感が今も鮮烈である。 (しかしながら、

映画『バッファロー'66』(1998)の感想

ヴィンセント・ギャロ監督・主演・脚本の『バッファロー'66』を2月某日、映画館で観てきた。 …

佐藤芽衣
3年前
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映画『すばらしき世界』(2021)の感想

西川美和監督の『すばらしき世界』を2月中旬ごろ、映画館で観てきた。 朝いちの上映回だった…

佐藤芽衣
3年前
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映画『天国にちがいない』(2019)の感想

エリア・スレイマン監督の『天国にちがいない』を映画館で観てきた。 スレイマン監督が主演し…

佐藤芽衣
4年前
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映画『ワンダーウーマン1984』(2020)の感想

パティ・ジェンキンス監督の『ワンダーウーマン1984』を映画館で観てきた。 前作を見ずに、ぼ…

佐藤芽衣
4年前
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#映画感想文『スパイの妻』(2020)

黒沢清監督の『スパイの妻』を映画館で観てきた。観客は、まさに老若男女といった感じで、私の…

佐藤芽衣
4年前
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映画『オン・ザ・ロック On The Rocks』(2020)の感想

脚本・監督ソフィア・コッポラの『オン・ザ・ロック』を映画館で観てきた。 夫の浮気を疑った…

佐藤芽衣
4年前
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映画『82年生まれ、キム・ジヨン』(2019)の感想

キム・ドヨン監督の映画『82年生まれ、キム・ジヨン』(2019)を映画館で観てきた。 鑑賞前の知識は、日本の配給会社の宣伝が物議を醸している、というぐらいであった。あと書店には数年前から、この小説が話題の作品として置かれていることには気が付いていた。 近年、韓国女性作家によるフェミニズム小説の勢いがすさまじい。それは社会における変化の兆しなのだろう。そして、フェミニズムは、間違いなく女性の権利向上を目指すものであり、わりを食うのは、(価値観の変更を余儀なくされたり、所得が