#映画感想文157『アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台』(2020)
映画『アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台(原題:Un triomphe)』を映画館で観てきた。
監督・脚本はエマニュエル・クールコル、主演はカド・メラッド、2020年製作、105分のフランス映画である。Un triompheは「勝利」を意味するらしい。
脚本は、スウェーデンの俳優ヤン・ジョンソンの1985年の経験に基づいて書かれており、舞台や言語をフランスに翻案したという作品になる。
映画の冒頭、演劇学校時代の同級生が支配人をしている劇場では、チェーホフの『桜の