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#映画感想文

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映画感想文です。備忘録です。分析的な批評はなく、ネタバレしています。
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#フランス映画

#映画感想文304『落下の解剖学』(2023)

映画『落下の解剖学(原題:Anatomie d'une chute)』(2023)を映画館で観てきた。 監督はジュス…

佐藤芽衣
8か月前
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#映画感想文291『幸福(しあわせ)』(1965)

映画『幸福(しあわせ)(原題:Le Bonheur)』をAmazon Primeの配信で観た。 監督・脚本はア…

佐藤芽衣
11か月前
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#映画感想文257『それでも私は生きていく』(2022)

映画『それでも私は生きていく(原題:Un beau matin)』(2022)を映画館で観てきた。 監督・脚…

佐藤芽衣
1年前
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#映画感想文255『プチ・ニコラ パリがくれた幸せ』(2022)

映画『プチ・ニコラ パリがくれた幸せ(原題:Le petit Nicolas: Qu'est-ce qu'on attend pour …

佐藤芽衣
1年前
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#映画感想文252『苦い涙』(2022)

映画『苦い涙(原題:Peter von Kant)』(2022)を映画館で観てきた。 監督・脚本はフランソワ・…

佐藤芽衣
1年前
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#映画感想文251『テノール! 人生はハーモニー』(2022)

映画『テノール! 人生はハーモニー(原題:Tenor)』(2022)を映画館で観てきた。 監督はクロー…

佐藤芽衣
1年前
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#映画感想文241『ウィ、シェフ!』(2022)

映画『ウィ、シェフ!(原題:La Brigade)』を映画館で観てきた。 監督・脚本はルイ=ジュリアン・プティ、主演はオドレイ・ラミー、ほかにフランソワ・クリュゼが出演している。 2022年製作、97分、フランス映画だ。 原題には「旅団」という意味がある。越境する人々という意味が含意されているのだろう。 主人公のカティ・マリーは、タレントシェフの店で働いている。店には頻繁に取材が入り、非常に繁盛している。そんななか、テレビ的な見栄えを良くするために自身のレシピと盛り付

#映画感想文234『幻滅』(2021)

映画『幻滅(原題:Illusions perdues)』を映画館で観てきた。 監督・脚本はグザビエ・ジャノ…

佐藤芽衣
1年前
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#映画感想文233『パリタクシー』(2022)

映画『パリタクシー(原題:Une belle course)』を映画館で観てきた。 監督・脚本はクリスチャ…

佐藤芽衣
1年前
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#映画感想文213『ベネデッタ』(2021)

映画『ベネデッタ(原題:Benedetta)』(2021)を映画館で観てきた。 監督はポール・バーホーベ…

佐藤芽衣
1年前
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#映画感想文209『すべてうまくいきますように』(2021)

映画『すべてうまくいきますように(原題:Tout s'est bien passe)』(2021)を映画館で観てきた…

佐藤芽衣
1年前
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#映画感想文177『愛する人に伝える言葉』(2021)

映画『愛する人に伝える言葉(原題:De son vivant)』を映画館で観てきた。 監督はエマニュエ…

佐藤芽衣
2年前
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#映画感想文168『地下室のヘンな穴』(2022)

映画『地下室のヘンな穴(原題:Incroyable mais vrai)』を映画館で観てきた。 監督・脚本はカ…

佐藤芽衣
2年前
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#映画感想文157『アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台』(2020)

映画『アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台(原題:Un triomphe)』を映画館で観てきた。 監督・脚本はエマニュエル・クールコル、主演はカド・メラッド、2020年製作、105分のフランス映画である。Un triompheは「勝利」を意味するらしい。 脚本は、スウェーデンの俳優ヤン・ジョンソンの1985年の経験に基づいて書かれており、舞台や言語をフランスに翻案したという作品になる。 映画の冒頭、演劇学校時代の同級生が支配人をしている劇場では、チェーホフの『桜の