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子育て#11 (09ヶ月) | ケニア前半(MBA同級生との旅行)※娘はお留守番

1/5~17の2週間、ケニアに行ってきました。
1週目はMBAの同級生とケニアを旅行し、2週目はナイロビの提携大学で実施された選択授業に参加しました。
(2022年のMBA受験を経て、2023年9月にIESE入学。MBA 1年目である2024年4月にスペインで出産。プロフィールはこちら


今回の「ケニア前半」記事では、以下の内容をお話しします。
①「子どもを預けて海外へ行く」ということ
② 1週目(1/5〜11)のケニア旅行の様子

次回の「ケニア後半」記事では、以下の内容をお伝えする予定です。
③ 2週目(1/12〜17)の授業
④ 同伴パートナーの過ごし方
⑤ 期間中の娘の様子

①「子どもを預けて海外へ行く」ことについて

定年退職した父母が冬休み期間に合わせてバルセロナへ遊びに来ることが決まっていました。(約1.5ヶ月の長期滞在)

1月初旬にケニアで選択授業があることを父母に話したところ、「子守りをするから参加してきたら?」と言ってもらいました。なかなか行けない場所でもあり、親に感謝しつつ、ケニア行きを決めました。
(娘を連れて親子3人で行くことも検討しましたが、予防接種や衛生面、万が一のときの医療環境を考えると不安があったため、バルセロナでお留守番してもらうことにしました。)

しかし、いざ出発が近づくと、これまで長期間離れたことがなかったこともあり、娘(ひーちゃん)のことが心配になってきました。
5歳の子どもがいるMBAの同級生ママに相談したところ、「赤ちゃんでも親の言葉はわかっているから、毎晩寝る前に『もうすぐママはケニアに行くよ。でも心配しないでね。2週間したら帰ってくるからね』と伝えてあげるといいよ」とアドバイスをもらい、そのようにすることにしました。

また、不在期間中に毎日ビデオ電話をするなど、何かできることはないかと思い、日本語で情報を調べてみました。その際、ネット掲示板で以下の質問を見つけました。

■質問
2歳児を置いて長期出張された経験のある方はいらっしゃいますか?
後々の子どもへの影響はどうでしょうか?体験談を教えてください。

子どもの年齢や不在期間など私とは異なりますが、何か参考になる情報があるかもと思い読んでみると、以下のような厳しいコメントがあり驚きました。

■回答 ※抜粋
•仕事を優先して子どもを犠牲にしているだけ。母親ができないなら、なぜ産んだの?
• 親と子の関係作りは8歳までが大事と言われています。仕事を優先して家庭を顧みない親なら、親子間での信頼関係は築けません。
• 母親失格ですね。呆れます。子どもとくだらない会社の仕事、どちらが大切なの?
• 仕事の印籠を武器に、子どもを放棄しているようにしか思えません。
• ちょっと信じがたい会社ですね。転職した方がいいのでは?

「出張期間中の乗り切り方」や「帰国後の子どもの変化」についての質問なのに、半分以上が質問の回答になっていない批判的なコメントでした…。

もし男性が同じ質問をしていたら、こんなにもネガティブな反応になるのだろうか?と考えると、たぶん、男性の場合はもう少し違った反応になるのではないかと思います。仕事と子育てを両立する女性にとって、日本は厳しい国なのだと改めて感じました。(私はまだ日本で子育て経験がないので、実際のところはわかりませんが…)

ただ、私の場合、不幸か幸いか、すでにケニアでの選択授業の登録を済ませ、航空券・ホテルも予約していたため、コメントを読んで留守番するひーちゃんのことが心配になりつつも、そのままケニア行きを決行しました。

②1週目(1/5〜1/11)のケニア旅行について

IESEアフリカビジネスクラブの企画で、24人が参加し、以下の旅程で旅行しました。

■1/6 (月)
• ナイロビ市内のホテルに各自チェックイン

■1/7 (火)
• 7:00 ランドクルーザーに乗り、ナイロビからマサイマラへ移動(5〜6時間)
• 13:00 サファリロッジ(ホテル)着、ランチ
• 15:00 ゲームドライブ ※ロッジ周辺の野生動物を見る

■1/8 (水)
• 7:00 ゲームドライブ
 ※タンザニア国境近くまで行き、川でカバやワニを見る
• 16:00 マサイマラ村訪問

■1/9 (木)
• 7:00 マサイマラからナイロビ空港まで車で移動
• 14:00 空路でDianiへ移動
• 17:00 Dianiのビーチ沿いのホテル着、のんびり夕食

■1/10 (金)
• 7:00 ホテル出発
• 9:00 ボートで移動(シュノーケリングやスキューバダイビングを楽しむ)
• 14:00 Wasini島のレストランでランチ、洞窟見学
• 17:00 ボートパーティー

■1/11 (土)
• 7:00 ホテル出発、モンバサへバスで移動(約2時間)
• 9:00 モンバサ観光&ランチ(世界遺産のジーザス要塞見学)
• 16:00 モンバサからナイロビへ移動


この5泊6日の旅程で、宿泊費や食事代、ケニア国内移動の航空券などを含めて、1人あたり約1,300€(約20万円)と、お得な旅行でした。

旅行期間中は、ケニア出身の卒業生Fさんがアテンドしてくださいました。Fさんは2024年に初めてIESEの同級生向けにケニア旅行を企画し、今年(2025年)は2回目の開催とのこと。ランチで同じテーブルになった際に、Fさんから企画への思いを聞くことができました。

Fさん曰く、「自分が1年生のとき、2年生の先輩のうち何人かが、ケニアでの選択授業が始まる前に旅行を楽しんだと聞いた。ただ、その費用を聞いて驚いたよ。残念ながらケニアには外国人向けの特別価格があるけど、高額な料金を支払っていたにもかかわらず、必ずしもケニアの魅力が十分に伝わる旅程とは思えなかったんだ。ケニアにはサファリだけではなく他にも素敵な場所がある。多様性に富んだ国を知ってほしいと思ったんだ。だから、自分が2年生になったら、同級生のためにより充実したケニア旅行を企画しようと決めたんだ」とのことでした。

去年の企画旅行が好評だったのとのことで、Fさんは卒業後にもかかわらず、2回目の旅行を私たちの代に企画してくださいました。
「より多くの人に本当のケニアを知ってもらえて嬉しい」というFさんの言葉どおり、私もこの旅行を通じてケニアの魅力を存分に味わうことができました。

たくさん写真を撮ったので、旅行の様子を写真とともに紹介します!

初日(ナイロビからマサイマラへの道中)
一緒に旅行を楽しんだ24人の同級生
シマウマ
ライオン
ライオンを囲むランドクルーザー
ゲームドライブ後の集合写真
マサイ族の歓迎ダンス
サファリロッジ
(サファリから戻った後、ゆっくり休むことができました)
プロペラ機でナイロビからディア二ビーチへ移動
ボートからの眺め
(透明度の高い海でシュノーケリングを楽しみました)
ボートパーティー
ジーザス要塞(モンバサ)


最後まで読んで頂きありがとうございました!
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メイ|MBAママ@IESE (スペイン、在学中の出産)|戦略コンサル|純ドメ
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