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『EAUCHEMIN』の説明書はどう変わっていったのか 3

こちらはアナログゲームマガジンの連載「ゲームのルールの伝言ゲーム」の41回目、途中まで無料で読めます。文字数は約3,500字です。

前回からの続きです!


リアルに遊んだ感想

2回、実際のゲームで遊びました!

校正校閲を担当しました本作。テストプレイはオンラインでしておりまして、アナログでは12月にようやく遊べました。
新しく手に入れた資源からしか使えない、すごろく式のアクションスペースは同じマスに2人入れない、など、古めのユーロのような苦しいインタラクションに、今時な個人目標カードが組み合わさったゲームです。何度も遊びたいです。

先月の自分の記事より

お世辞は抜きに、個性と苦しさで面白いゲームでした。4人でもルール説明込み2時間で終わる、ちょうど良い長さもありがたいです(感じ方には個人差があります)。

ゲームバランスには詳しくありませんが、手番順関係が古めかしいルールだという感想も聞きました。また、3-4人用とプレーできる幅が狭めで、2人プレーができると良かったです。

不明なルールは出てきたか

さて、自分は、遊ぶ前に説明書を校正し、オンラインでのテストプレイ後にも再度確認しています。しっかり遊んでみた中で、説明書だけではわからなかった、大事なルールがあるかどうか考え、2点ありました。

・4つある河口マス。そのうち1つのマスにあるプレイヤーの船コマがある時、他のプレイヤーの船コマをそこに移動させることができるか

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