宝物の ” 今 ” ✍️

なんてことない一コマの
小さな幸せが積み重なり、
きっとそれは
大きな幸せになり、宝物になる。


散歩に行って
朝日を全身で浴びて、
風の冷たさを感じたり
鳥の鳴き声を聞いてたら
思わず口元が緩んで
涙が出そうになった。


玄関の掃き掃除して
道路沿いの枯葉を掃いてたら
紅葉🍂🍁があったり
イチョウの葉があって

枯葉になっても私を楽しませてくれる
彼ら達のおかげで
季節の移ろいを感じて嬉しくなった。


まだ一日が始まったばかりだというのに
幸せのかけらたちが
四方八方に広がっていて
そんな中に私は生かされている。


もうそれだけで
涙が出そうなくらい
胸がいっぱいになった。


他の誰かの視点から見ると
どうってことのない一コマかもしれない。


だけど、こんな小さな幸せに
気付けない私だったなら、
きっと大きな幸せを手にした時
それが大きければ大きいほど
受け止めきれず味わうことは出来ない気がした。

本来、喜びには大きいも小さいも
きっとない。


どんな物を持ったって
どんな所へ行ったって
どんな人達と一緒に居たって
味わう感度がないのなら同じ。

幸せは ” なる ” ものじゃなくて
” 感じる ” ものだから。


目の前のことに心を込めて
向き合うことの出来る人にはわかる。

皆、平等に産まれた瞬間から
幸せは約束されていて
どんな瞬間も幸せの中に居る。
感じることの出来ない人なんて
本来、いないのだから。


今ココに私がいつも不在なら
どこへ行っても何をしてても
私不在の未来の今ココに到着するだけ。


味わおう。
心を込めよう。

” 今 ” にしか存在出来ないのだから
” 今 ” を一生懸命に生きよう。

私は、これからもどんな今も大切にする。


(2023.11.29)