めBOOKS(本棚)始めました
この間投稿していた貸し本棚のことですが、西荻窪のBREWBOOKSさんという本屋さんの片隅に無事オープンできました。
貸し棚を始めた経緯
本で溢れる京都の実家。棚主の目薬は友達が少ないこともありよく読む子どもでした。何度も親に連れられていた本スポットは、糺の森の古本市や丸善(当時は河原町通蛸薬師)。本は何でも買ってもらえる環境でした。
一方で高校から答えがはっきりしない現代文が苦手になっていき、(学校の課題や研究に関連するものは読むけれど)読書からは離れていました。
社会人生活に突入し、じっくり本を楽しむようになったのは恥ずかしながらコロナになってからでした。その後仕事がしんどくなり休職した時期は、人に会わない代わりに毎日本と対話するような生活を送っていました。
仕事復帰してからは目薬大丈夫か認定したのであろう同僚様が小説を貸してくれて、私も別の本を貸したりして本を通して誰かと交流する喜びを知りました。
一方で職場くらいしか本を交換するような友人はおらず、サイクルはとても限られていました。
この人にはこんな本がいいかなとかこの本を知ってほしいなとか考えて本を流すことは好きなので、読書の輪を広げ本との新しい付き合い方をしてみたいなと思ったのがきっかけです。
西荻窪に住まいを見つける
東京には貸し本棚をできる場所はいくつもありますが、自分がもし本だったら大型マンションよりも小さめの建物に入りたいかな‥🏡と思ったのと
古いけどかわいらしさであふれた西荻窪という街に魅力を感じていて‥。
度々遊びに行っていたBREWBOOKSさんに入居できないかと思い立ち、店主の尾崎さんに聞いてみたら、見えやすい棚が一つ残っていますということでその場で入居を決めました。
それが一週間前の出来事。
このお店のドアは開けるのが難しくて、最初の3回くらいは「入れなかったらどうしようTT」と思っていました(今は普通に開けられるようになりました)。まさかここで本棚を持つとは思っていませんでした。
これから本とどんな付き合いになるのか‥あまり変わらないかもしれませんがまた違う景色が見えてくるんでしょうか‥。
みなさん西荻窪に寄られた際はこの本棚を探してみてください📚️