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献立計画表を作って、食事作りを楽に

前回の記事で、「家事手帳」を作った話を書いたのだけれど。

同時に作った「献立計画表」が予想以上に使えると感じたので、少し詳しく書こうと思う。

献立計画表とはなんぞや

文字通り、献立の計画を書いたもの。
私は、どこかのYouTubeを参考に、セリアで売っているA4の「FREE WEEKLY NOTEBOOK」を使ってみた。

セリアのFREE WEEKLY NOTEBOOK。
27週分書ける。半年くらいか。

これ一冊で半年分くらいは書ける。
中身はこんな感じ↓

上は線なし、下の方は方眼になっている

事前に計画しておくと、料理開始までのハードルが下がる

この計画表を書いておくメリットとしては、「あ〜今日何にしよう・・何が残ってたっけ・・」といった思考を経由しなくて済むことだ。
この思考を巡らす時間がなくなると、頭のメモリを消費せずに済むので、パッと行動開始できる。
私は基本的に頭がいっぱいになっているとまったく行動できないタイプなので、メモリ消費をいかに減らすかが重要だった。

献立計画表の書き方

ノートの一番最初に使用例が書いてあるのだけれど、それとほとんど同じような使い方だ。

我が家は夫が在宅ワーカーなので、昼と夜の二食、献立を考えている。
(朝食は食べない)
実際に書いたページの一部がこんな感じ↓

なんで微妙にブレているのだろう 新しいスマホの使い方がわからない

上の白い部分を二分割して、毎週日曜もしくは月曜に、昼食と夕食の献立を考える。

※この献立表を使い始めてから、白ごはん.comさんでレシピを検索することが多い。基本の調味料でできるレシピばかりなのと、下処理等の説明が丁寧だから、感覚で調理したときより格段に美味しくできるのでとても参考になる。他にもいくつか参考にしているサイトはあるが、白ごはん.comさんに作りたいものがない場合だけ見るようにしている。

考える順番

  1. 主食の種類(+ご飯の種類)
    我が家は1週間14食のうち13食は主食がご飯なので、毎食、炊き立て・おひつに入れた分・冷凍のどれを使うのかを先に書いておく。
    (炊飯時は、だいたいの場合4合炊き、食べる分・おひつに入れる分・冷凍の分それぞれ2膳分ずつを想定している。ただし実際には、おかわりしてしまい冷凍する分がなくなることがよくある)
    ※炊き込みご飯を献立に入れたいなら、「炊き立て」のときに入れるようにする。

  2. 主菜
    ノートの一番左側のスペースへ、事前に「今週食べたいな〜」と思ったものを書き込んであるのでそれらを取り入れつつ、残食材の消費も意識しつつ、主菜を考える。

  3. 汁物
    作った汁物は大体の場合、2回に分けて食べるようにしているので、それも踏まえて組み合わせを考える。

  4. 副菜
    主食・主菜・汁物の色合いを想像し、足りていなさそうな色の副菜を取り入れるようにする。

ついでに買う食材をリストアップ

献立を考えたら、ノートの下の方眼部分に、各日で買わないといけない材料を書き込む。
レシピを見て作るものであれば、分量も記入しておく。
これでひとまず、計画表完成。

挫折しないために

私は完璧主義者なところがあり、ちょっとうまくいかないと途端にやる気を失ってしまうタイプだ。

しかし、献立計画どおりにいかないことも多い。

ごはんを計算以上におかわりしてしまったり、あると思っていた食材がなかったり、今日は外でパァーッとやりたい氣分になってしまったり・・。

正直、始めて2ヶ月くらいだけれど、寸分たがわず計画通りに7日間終えた週は一度もない(汗)。

こうして予定どおり料理をできなかったときに、そこで挫折せず、マイペースに続けることができているのは、予定通りいかなかったところをちゃんと書き込んでおいたおかげだと思う。

変更になってしまったら、上から二重線引くのでも何でもいいから、どう変わったのかを書いておく。
そうすると、[オンライン対戦中、負けを確信した相手プレイヤーに接続切られたゲーム画面]みたいなノートではなく、[ちゃんと負けるか降参して試合を完了させられた]ノートになる。
予定どおりできなかったことも含めて、一度は計画を試みたこと。結果の記録ができたこと。この2つができた証拠をノートに残しておくことで、完璧主義の私でも、「失敗」と認識せずに済んでいる。

初めは、無理のないルールでやるのがいい

先も述べたとおり完璧主義者であり、いつも自分の能力を過信する私は、自分ができると思っている範囲よりも5段階くらいレベルを下げないと、全然習慣化ができないみたいだ。

なので、この献立計画表で初めて、理想レベルをめちゃくちゃ下げて習慣化に取り組んでいる。

そこで(ようやく)実感したのだけれど、目標が小さくても、やれたときの達成感てちゃんとあるものなのね。

自己啓発本で、よく「スモールステップ」みたいな言葉を見かけていたから情報としてはわかっていたつもりなのだけれど。
多分、その「スモールステップ」の見誤り方が私の場合ヒドかったのだろうと思う。

毎回「この時間に出れば間に合うだろう」と目測を立てたのに、必ず5分遅刻する自分のことを、思い出せ〜〜〜。
人生常にギリギリで生きていたら、疲れるぞ〜〜。

というわけで、本当に無理しないでやることが吉だなあ。
本で何回も読んでいた内容も、完全に理解できるのは、やっぱ実際にやってみてからなのだなあ。と思った今日この頃。







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