見出し画像

フルートを購入する際に知っておきたいポイント

【フルートを購入する際に知っておきたいポイントとは?】


フルートをいざ始めようと思っている方、実際に購入しようとした時、メーカーやモデル、価格帯など、選択肢が多くて迷ってしまいますよね。楽器選びは、まるで車を選ぶのに似ていると思います。乗るのは近場のスーパーまでで十分な小回りの効く軽自動車、自分でカスタムしてサーキットでドリフトしたくなる様なスポーツカー、燃費が良くて維持費があまりかからない車種・・・。価格や性能、デザインなど、何を重視するかによって選ぶポイントが異なるのです。

ここでは、フルートを選ぶ際の具体的なポイントをいくつかご紹介します。
これから楽器を購入または買い替えを検討している方の参考になれば幸いです。


価格重視か、こだわり重視か?

フルートを選ぶ時、多くの方が最初に考えるのは価格です。もちろん、価格によってフルートの性能や音質に違いが出ますが、自分にとって必要な性能をしっかり理解しておくことが大切です。
例えば、価格重視の方であれば、ある程度の性能がありつつも、手が届きやすい価格帯のモデルが良いでしょう。特に、趣味でフルートを楽しんでいる方や、演奏をたまにする方には、こうしたモデルが十分に満足できる選択です。

一方で、こだわり重視の方は、ある程度の投資をして自分の好みに合ったフルートを選びたいと思うでしょう。特に、プロを目指している方や、長くフルートと付き合っていきたいという方は、多少高価でもこだわりを持ったモデルを選ぶことが多いです。

ポイント:自分がどのくらいフルートを使うのか、また将来的な使用頻度や目的を考えた上で、予算を設定すると選びやすくなります。


【メーカーとモデルの選び方】

フルートのメーカーも様々で、どれを選べば良いのか迷ってしまう方も多いと思います。フルートの世界には、国産メーカーと海外メーカーがあり、それぞれに特徴があります。

国産メーカーは、安定した品質と優れたアフターサービスが特徴です。特に、初心者から中級者向けのモデルが豊富で、価格と性能のバランスが取れた楽器を提供しています。例としては、ヤマハやサンキョウフルートなどが有名です。

海外メーカーは、音色や吹き心地に個性的な特徴を持つものが多く、プロフェッショナル向けのモデルが多い傾向にあります。パウエルやヘインズ、ブランネンなどがその代表です。特に音の深みや豊かな響きを求める方に人気があります。

モデル選びも重要です。同じメーカーでも初心者向けからプロフェッショナル向けまで幅広いラインナップがあるため、自分の技術レベルに合ったものを選びましょう。

ポイント:最初は国産メーカーのフルートが安定していますが、音に個性を求める場合は海外メーカーにも注目すると良いでしょう。楽器店での試奏や、信頼できる講師のアドバイスを参考にすると選びやすいです。


試奏の重要性

どんなに評判が良いフルートでも、実際に試奏してみることが最も大切です。車を選ぶときに試乗が欠かせないのと同じように、フルートも試奏して自分に合ったものかを確かめる必要があります。

試奏の際にチェックすべきポイント


音色:自分が出したい音がそのフルートで出せるかどうか。
   特に低音から高音までバランス良く響くかどうかを確認しましょう。

吹奏感:息の入り方や、指の動きが自然に感じられるか。
    長時間吹いていて疲れにくいかどうかも大切です。

操作性:キイの操作感や指のフィット感も確認します。
    初心者は軽めの操作がしやすいモデルが良いでしょう。

ポイント:試奏する際は、できるだけ複数の楽器を試し、自分に合ったフルートを見つけることが大切です。また、音の変化をチェックできる曲やスケールで試すと良いです。そして必ず信用できる先生と同行して選定してもらう事をお勧めします!


【材質の違いを理解する】

フルートは材質によっても音質が異なります。
一般的に使用される材質は以下の通りです。

白銅

銅を主体としニッケルを10%から30%含む合金。比較的安く、
初心者モデルでよく使われます。音質も軽やかで扱いやすいのが特徴です。

洋銀

銅と亜鉛、ニッケルの合金。実は銀は全く含まれていません。
性質としては白銅に似ています。

総銀製

中級者以上のモデルでよく見られ、深みのある音色が特徴です。
音の響きや持続力も良く、フルート独特の音を追求したい方に向いています。

金・プラチナ製

非常に高価ですが、豊かな音色とパワフルな響きを持っています。
プロフェッショナルな奏者や長くフルートを続けたい方におすすめです。

ポイント

自分の求める音質に合った材質を選ぶことも重要です。長期的に使うことを考え、初心者でも可能であれば総銀製のモデルを検討するのも良い選択です。


【アフターケアとメンテナンスも考慮する】

フルートは、定期的なメンテナンスが必要な楽器です。購入後のメンテナンスや調整が受けられる信頼できる楽器店やメーカーを選ぶことも重要です。特に、海外メーカーのフルートは、修理や調整が国内では難しいこともあるので、購入時にアフターケアがしっかりしているか確認しましょう。

ポイント:アフターサービスの良い楽器店や、メンテナンスに強いメーカーを選び、長く良い状態で楽器を使える環境を整えることが大切です。


まとめ

フルートを購入する際には、価格、メーカー、モデル、材質、試奏といった多くの要素を考慮する必要があります。自分に合ったフルートを見つけるためには、じっくり試奏し、アフターケアにも目を向けて選ぶことが大切です。楽器選びは難しいですが、良い相棒に出会えることで、演奏がさらに楽しくなることは間違いありません。フルート購入の際には、ぜひこの記事を参考にしてみてください。


最後までお読みいただきありがとうございます。
さらに私の活動を知りたい方や最新情報をいち早くキャッチしたい方は、ぜひ公式LINEにご登録ください。登録者限定の特典やイベント情報もお届けします。

⭐️公式LINE登録はこちららから⭐️

⭐️MEGURUフルート教室×脳疲労解消
【愛知県大府市】⭐️

いいなと思ったら応援しよう!