フルートとの出会い1
私がフルートに出会ったのは小学校4年生のブラスバンド部であった。
当時は3年生から音楽でリコーダーの授業があり、リコーダーがすっかり気に入った私は部活は絶対にブラスだと決めていた。
ブラスは大変人気でオーディションがあり、リコーダーで初見・リズム打ちなどの課題があったが無事に合格し晴れてブラスバンド部へ入部した。
楽器決めは自分の希望だったか顧問の独断だったか定かではないが、たまたまフルートになったのだと思う。
当時の私はフルートを見た事もなく、学校の年季の入ったフルートを見てもとても嬉しかったのを覚えている。
ちなみにフルートは金管楽器と間違えられる事も多いが、木管楽器である。
木管楽器・金管楽器という分類は木製か金属製かの違いではなく、
発音の仕方で分類されているので、フルートやサックスも金属製であるが木管楽器に分類される。
初めてフルートの頭部管を持たせてもらい、「フーって吹くんだよ」などと6年生に教えてもらっていざ音を出したら、なんと一発で鳴ってしまった。
あら？フルート簡単じゃん！！
という勘違いから私の人生は始まった。
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