いま、その先

何かが変わっていくかもしれない予感と期待。

唐突ですが意見表明をします。今後のテレビ出演ではいじめ、決めつけ、ステレオタイプ、ジェンダー差別、ステマ、ファクトチェックされていない情報流布になるべく抵抗することにしました。生放送では勿論やりますが、収録ではカットされてもやります。以下、長く深くなりますが私の考えを解説します。

— モーリー・ロバートソン (@gjmorley) September 1, 2020

紹介しておいてアレなんですが、あえて言及はしません。

ただ、最近いいなと思ったことを一つ。

結構長く続いている某テレビ番組の某コーナーで、芸人さんのマネージャーさんが、担当する芸人さんの裏の顔を暴露するってやつ、最近久しぶりに見ました。

そんなに一生懸命その番組を見てるわけじゃないので、そのコーナーを見たこと自体５〜６年ぶりくらいだったんだけど、

昔見たときと全然印象が違ったんだよね。

ちゃんと覚えてるわけではないけど、昔は結構「裏ではこんなに態度悪いんですよ〜」「よく女の子をナンパしてる〜」みたいなそういう暴露が多かったように思う。全然違ったらごめんなさい。

でも先日見たときは、

「〇〇さんは冷えた炭酸が大好きなので、収録終わりにパッと渡せるように必ず買っておくようにしてる」「自販機にお気に入りの炭酸がないときは、最寄りのコンビニを探して買いに行く」とか、

「〇〇さんは家族の記念日を大事にしてるので、家族の記念日に仕事を入れるときはなるべく地元でのお仕事のみにしている」「マネージメントに活かせるように、雑誌の取材とかで話したエピソードを全部時系列に並べたデータを作ってる」とか、

めちゃくちゃ素敵なエピソードだらけだった。（思い出して書いてるので細かいところ違ったらごめんなさい）

スタジオも「え〜めっちゃいい話じゃ〜ん」みたいなすごくいい雰囲気で、なんていうかすごーく好きだなと思った。

別に昔の内容がよかった悪かった、ってことを言いたいんじゃなくて（あれはあれでおもしろかったし）、

人は刺激のあるものとか殺伐としてるものだけを求めてると思われがちだけど、こういう心が温かくなるものでも人はちゃんと楽しむことができるし、笑うことができるし、

それらを分かって、こういう番組とコーナーを作ろうとする人が「今」テレビ業界にいること、めちゃくちゃ未来が明るいな…！と思った。

繰り返すようだけど、いろんな趣向の人がいるし、どれがダメとかいいとかいうことではなく、

ただ、表現の方法や手段に広がりが見えたことがなんだかいいなーと思ったのでした。