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『イカゲーム』
先日のLA出張にて、Netflixの大人気ドラマ「イカゲーム」を原作にしたVRゲームを体験@Sandbox VR Woodland Hills店。
Woodland Hills店
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プライシングと体験時間
価格は一人60ドル、所要時間60分の体験。円安ということもあり1万円弱の体験ということになる。日本のロケーションVRだと千円〜2千円で15分くらいかな?とも思うが、全く違う市場になっているようだ。しかも、予約が結構取れない程に埋まっているというのも凄い。北米でもCovid-19の影響でロケーションVR施設はだいぶ閉じたと聞くが、この復調の兆しは本物なのだろうか。
ゲームの特徴
ドラマ「イカゲーム」でも登場したステージからは、"だるまさんが転んだ"と"飛び石渡り(ガラスの上を歩く)"が採用。
ドラマにはなかったゲームオリジナルとして、バラエティであるような体の形にくり抜かれたパネルが正面から迫ってくるステージ(これは砂糖菓子の型抜きオマージュかも…?)等あり、全部で6〜7くらいの種目にチャレンジすることになる。
ちなみに、ドラマと違って何度死んでもOK。早々に死んで60分ボーッと見ているみたいなことはない。ステージ通じた合計得点で競う。
ゲーム最大の特徴はトレイラーでも「WORK TOGETHER OR SABOTAGE YOUR FRIENDS」とあるように、協力するところと、争うところが混じったゲーム性にある。明確に対戦を求められるステージが最後にあるにはあるが、それ以外は協力と争いの判断はプレイヤーに委ねられる。誰と一緒にやるか、どういうモードで臨むかによって体験は大きく異なってくるだろう。
Sandbox VRの体験設計
これはSandboxお決まりなのか。以前、Seekers of the Shard: Dragonfireでも同じだったのが、ゲームが終了するとノリの良い音楽が流れ、みんなでのダンスするパートがある。
VRヘッドギアやベストを脱がしてもらって部屋を出ると、ロビーに設置されているモニターに、ゲーム体験のダイジェスト動画(ダンスを含む)で流されていて、それをDLしてお持ち帰りできるという仕掛けだ。
緊張感あるゲーム世界から解放されて、ノリノリで踊るとそれはそれで気持ちよく、何だか爽やかな気分になる。お土産の動画は家族に自慢したり、友達にシェアしたくなるというものだ。これは是非、日本のロケーションVRでも採用して欲しい体験設計。
Seekers of the Shard: Dragonfireでは、終わると次なる試練が提示されたり、新たな武器がアンロックされたりとリピートを促す仕掛けもあったのだが、今回の「イカゲーム」はそこまでは実装されておらず。NetflixのIPということで開発に割けるバジェットがもしかしたら少なかったのでは?とやや勘ぐってしまった。