三浦春馬ー誕生日を前に
明日は春馬くんの誕生日だ。4月5日。
毎年、何気なく4月5日を通り過ぎていたけれど、誕生日を通して、人の「生」をまざまざと感じるなんて、自分の生活を送る上で、想像を超える行為だ。
春馬くんの誕生日が近づくにつれて、「4月5日」が私の胸をちくりと刺す。
買った納豆と、ヨーグルトの賞味期限が4月5日だったら、あ、春馬くんの誕生日だ、と寂しさを感じる。気になるドラマをチェックして、4月5日が放送開始だったりすると、ああ、春馬くんはそこにいないのに、芸能界は進んでいくんだな、と思ったりする。春馬くんが抜けた芸能界って、何?ってボーッとテレビを眺めたりすることもある。春馬くんがやった方が良くない?とボソッと毒を吐くことも、、、まぁ、ある。すみません。
あー、なんてネガティブ!!!嫌になっちゃうほどのネガティブ!!!
私がネガティブ祭りを開催している間にも、世の中は春馬くんへの愛で溢れている。「天外者」は4月5日限定で、全国の映画館で上映されることになり、春馬くんファン発信で、各企画が進んでいるようだ。流れてくるツイートを見て、そこに反応をするたくさんのファンの方々がいて、春馬くんは本当に愛されているなぁ、と再び、三度と感じている。本当に愛されているんだよ!!と見上げて言いたい。
そう考えると、やっぱり自分だけがネガティブでいるのは良くない。と言うより、その時間は勿体無い。春馬くんは素晴らしいのだから、誕生日は、ああ、春馬くん、、とその存在がないことに落ち込むよりも、春馬くんの素晴らしさと、春馬くんが私たちにもたらしてくれたものと感謝するきっかけの日にするべきだと思い直した。
と言うのも、チラッとラストシンデレラの広斗くんと桜さんのイチャイチャを目にしたから。何なんだ!この麗しき青年、与えられるキュンキュン。どれだけの女性が桜さん=自分、に置き換えたことだろう。春馬くんじゃなきゃ、こんな気持ちにはさせてくれないよな。良いもの、置いていってくれたなぁ、なんて思う。ああ、なんて単純な、私。
でもきっと人間は単純な方がいい。そう思うことが2つあった。
我が会社では、4月1日より、少し制服が変わることになったのだが、その前日に、私の上司が既に新しい制服を着ていたのだ。「早すぎません?」と問うた私に、「え?もうもらったし、私は過去は捨てて生きているから。」とのたまった。呆気に取られて、それを通り越して、めっちゃ笑った。制服ひとつで「過去を捨てて生きているから。」まで到達するから、すごい。でも過去にしろ、未来にしろ、何にも囚われずに生きれたら楽だろうな、と思った。
もう1人の上司は、自分の子供の卒業式に出席した時の話をしてくれたのだが、「先生がさ、卒業式にさ、大きな困難にも立ち向かい、って言うんだけどさ、俺、子供には困難が来たら、逃げろって言ってんの。感動のスピーチかもしれないけどさ、教育方針とは真逆だからやめてほしい。家に帰ってから、困難からは立ち向かわずに逃げればいい、って教え直したよ」。ビックリだけど、確かにしんどかったら逃げればいいって、今なら思うな。
卒業式の常套句すら否定するこの上司、一見不真面目と捉えられがちなのだけど、ポイントでいいことを言うから好きなのだ。例えば、「明日、何すれば良かったっけ?」と帰り際につぶやく私に、「明日来ればわかるからいいんじゃん?」とか、「明日できることは明日やればいい。今日やらなくていい。」とか(笑)、「ありがとうをしょっちゅう多用する人って、ちょっと信じられないんだよな、言ってるだけって気がして。」思わずなるほど、、と唸る名言が続出する。その度に、すぐ何でも気にしてしまいがちな私は、その名言を手帳にメモることにしている。
この2つの出来事を目の当たりにして、やっぱり人間は単純がいいと思う。嬉しいか、楽しいか、悲しいか、寂しいか、悔しいか、やってみたいか、避けたいか、、、シンプルな感情で、シンプルに動くのが楽であり、そして人間的であり、人間的であることが健康的なのだ。複雑に感じるのは、結局自分自身が複雑にしているだけなんじゃないかなぁ、と、シンプルな生き方をしている人に教わった。
春馬くんのそばにもこんなシンプルな人いなかったかな、と思う。何なら私がこの2人を春馬くんのそばに派遣したかったよ。そうしたら春馬くんも、この2人の意見に、え!!って目からウロコが落ちて、とっても気が楽になったと思うから。
さて、シンプルな考えに基づきまして、4月5日限定で「キンキーブーツ」のnoteの投稿を再公開します。非公開に気づかれていた方もいたと思いますし、敢えてそのことに触れないでいてくださったのではないか、Twitterのリプを見ながらそんなふうに思っていました。非公開にしてからももう一度読みたい言ってくださる方がたくさんいて、ダイレクトメッセージもたくさんいただき、ありがたいことだと思っていました。
春馬くんの誕生日、彼の素晴らしさを思うきっかけとする日、と自分の中で決めたなら、そして読みたいと言ってくださる方がいるのならば、シンプルに公開しようと思いました。ただ、4月5日だけの限定とさせてください。もし読みたいと思ってくださる方がまだいらっしゃるならば、お立ち寄りいただければと思います。
4月5日、春馬くんの日が愛に溢れる日でありますように。私が願わなくとも、必ずそういう日になると思っています。