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わたしは健康で居るために努力する

こんにちは!

天候が不安定な日々が続きますが、みなさま体調など崩しておられないでしょうか。雨降りの日が続くと、晴れた日を見計らって洗濯おばさんをする計画を立てなければならないので、なかなか大変です。(笑)

さて。ここ2週間ほど、実は少しSNSから離れた生活をしていました。今日は、今のわたしの素直な気持ちと、わたしが今向き合っている「人生の試練」について。大切に、備忘録しておこうと思います。


1.我が家のアイドル。

わたしは、この7月で12歳になる犬を飼っています。

わたしが大学生の頃に我が家にやってきた「イタリアン・グレイハウンド」という犬種の男の子です。

名前は「エル」。どうしてこの名前になったのか、実はあまり覚えていませんが…(笑)3〜5キロくらいがスタンダード体重のイタグレに対して、エルはその名の通り、8キロくらいの"Lサイズ犬"へと元気に成長していきました。

わたしは大学を出て、就職をしてから3年間は実家から離れて仕事をしていたので、その期間はエルとも離れて暮らしており、年に何回かしか会うことができませんでしたが、離れている間も、もちろん一緒に住んでいる間も。常に「エル」はわたしの生活の一部でした。

家族からも愛され、奔放に生活していたエルに病気が見つかったのは、今から2年ほど前のことでした。

2.闘病生活スタート。

「腎臓の数値が高くなってきていますね。」

かかりつけの獣医さんにそう言われて、エルの闘病生活は始まりました。

食事を見直したり、生活習慣を気にしたりしながらも、特に変わった様子もなく。

わたしが心身のバランスを崩していた期間も、退職して無気力になっていたあの日々も。エルはずっと変わらずわたしの側にいてくれました。

本当に可愛いやつです。

小〜中型犬の12歳というと、周りに住んでいたワンちゃんたちも中にはお空に旅立ってしまう子たちも出てくるような年齢です。

月日が流れるにつれてエルの腎臓の数値は悪くなっていきましたが、一方で当の本人は本当に変わりなく。ご飯も食べるし、散歩も遠くまで行く。すこぶる元気に過ごしていたのです。

担当の獣医さんも首をかしげるほどでした。

それでも、病気は着々と彼の小さな体を蝕んでいたのかもしれません。

2週間ほど前、いつものように夜の散歩に出かけようとした時です。急に後ろ足が動かなくなり、立てなくなってしまいました。

そこからの体調の変化はとても早く、みるみるうちに食欲がなくなり、散歩にもいかなくなり、ついに寝たきりになってしまいました。

3.わたしは健康で居るために努力する。

病院で点滴をしてもらい、何とか立ち上がることができるまでには回復してきましたが、このnoteを書いている傍でも、エルは静かに横になって呼吸をしています。

たまに目を開けてみたり、体勢を変えてみたり。今日もお昼のご飯は食べられませんでした。体の震えがひどい日は、点滴をします。

それでもまだ、調子のいい日は家の中を歩いてくれるようになりました。

懸命に生きる彼の姿を見ていて、わたしは思いました。

「エルに元気をあげたい。」

そのためには、わたしが健康で居るために努力しなくちゃ!と思ったのです。

残された時間がどれだけあるかわからないけれど。少しでも長く側にいるために、規則正しい生活をし、体が疲れないようにセルフケアを怠らず、元気なわたしの「気」をエルに分けてあげたいなと思ったのです。

4.行為の結果を応諾できる努力をする。

ヨーガでは、「有限・無限」について学びます。

自分も含め、命が有限であることはわかっているはずなのに。

心の奥底で、弱いわたしが涙腺を引っ張ってきます。

そんな時、ヨーガを共に学んだ同期たちと話しているときに、こんな言葉が飛び込んできました。

「行為の結果ではなく、行為そのものに意味があるんだよね。」

わたしは、カルマ・ヨーガの教えを思い出しました。

行為の結果に執着するのではなく、行為そのものを大切に、努力していくこと。

「今、ここ」を大切にしていると、いずれくる結末も、応諾する(受け入れる)ことができるのだ、と。

わたしに今できることは、今日か、明日か、何年後かわからない。いつ来てしまうかわからない彼とのお別れを嘆くことでも、恐れることでもない。

その日が来るまで、懸命に彼に対して尽くしていくことだ、と。

わたしが今できることは、学校からまっすぐに帰ってくること。なるべく休日も側にいてあげること。たくさん話しかけて、たくさん撫でてあげること。口から出てくるようになった気持ち悪そうなヨダレを拭いてあげること。ヨダレで汚れた衣類を洗ってあげること。冷えた体を温めてあげること。辛そうな異変にすぐに気づいてあげること。できるだけ自分の足で歩けるようにサポートしてあげること。抱っこして散歩に連れて行ってあげること。体が動かない時は点滴をしてあげること。なるべく食べられそうなものを探してあげること。温かいお灸や、マッサージをしてあげること。

そして何より、わたしが泣かないで笑顔で、健康でいること。

全部全力で。

やりきった時、行為の結果を受け入れることができるように。

5.最後に。

カルマ・ヨーガについて、ヨーガのテキストを読み返していると、こんな手書きのメモが目に入ってきました。

「一生懸命にやっていれば、神様はそれなりの結果を用意してくれている。それは、その人と神様の間の話である。」

神様?なんか宗教チックだなあ。と、当時のわたしは思っていたかもしれません。

ですが、今ならこの言葉の意味がわかるような気がしています。

ヨーガを学んでいて良かったな、と。

ヨーガの智慧や同期、先輩方に支えられて。

前を向いて一歩ずつ踏みしめていけるわたしがいます。

日々、感謝しながら。

エルと共に毎日を過ごしていきたいなと思います!

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最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

それではまた、次回◎

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