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意識と無意識、左脳と右脳

分断脳…
精神薬がイマイチだった…1960年代頃に重度の癲癇の症状をおさえる目的で、左脳と右脳を繋いでいる脳梁を全て切断する外科的な手術がおこなわれていたとのことです。
その分断脳の人を被験者にしておこなった思考実験が、中々興味深いです。

特殊なボードを使って左の視野に、つまり右脳に「立ち上がって歩いて下さい」と指示を出す。すると被験者は立ち上がって歩き出します。
次に「あなたはなぜ立ち上がって歩き出したのですか?」と質問する。話しかければ言語野のある左脳にのみ伝わる。
本来なら『ボードで指示されたから』と答える筈ですが、分断脳なので左脳はボードの指示を知らない。
ならば『自分でもよく分からないけど立ち上がって歩います』と答える気がするけど、
実際の左脳(意識)は『喉が渇いたので水を取りに行きます』とか、もっもらしい理由を述べるそうです。
(そして当人も、ボードで指示されたからではなく、喉が乾いたからだと思い込んでいる😆)
これ!辻褄合わせの上手い、実に意識(左脳)らしい回答ですよネ。

この例から分かることは…
左脳は意識、右脳は無意識 と、はっきり分かれているということ‼️

うーん…次回こそは無意識の話を…か…か…書きたい。

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