思い出したくないほどの記憶。そうしたのは「自分」だったという話。
こんにちは!
私には、思い出したくないほどの
嫌な記憶があります。
特にフッと思い出すだけで
もう嫌で嫌で仕方なくて、
どうにか頭から無くそうと必死になるのに
いつまでも消えてくれない。
そんなある過去がありました。
それに関わるのはとある人物Aさん。
さほど関わりはなかったんだけど、
私の中にその人のことを思い出すだけで「被害者意識」がバンバン発動する人がいました。
実はAさんのせいで、
当時仲の良かったBさんとの縁がきれてしまったんです。
Aさんさえいなければ。
AさんのせいでBさんに会えなくなった。
そんな風に思っていたんです。
でも…
今朝、急に連想ゲームのように
ふとその時のことが蘇ってきたんです。
案の定、気分が悪くなりました。
でも、ふと思ったんです。
もしかして…
Aさんに対して嫌悪感を抱いているけど、
本当は違うんじゃないか…?
仲の良かったBさんと縁が切れてしまった原因はもしかして…自分なんじゃない?
「私」がちゃんと本当のことをBさんに伝えられなかったから、こんな結果になったんじゃない?
そう思ったんです。
そしたらすっごくスッキリして、
思い出すだけで嫌だった記憶が
ただの記憶に変わってしまったんです。
つまり、
私はあの時、声に出せなかったんです。
本当のことを。
Aさんや他の人が言うことに対して、
ただ黙っていることしか、その場にいることしか出来なかったんです。
立っていることすら、必死だったから。
だから、私が勇気を出して
ちゃんと本当のことを伝えていれば、
ちゃんと私の本音を、私の感じることを伝えていれば、
もしかしたら今でもBさんと縁が繋がっていたかもしれない。
結局は全て自分次第、だったんです。
これに気づいて以来、
嫌な気分にもならないし、
伝えたいこと、伝えなくてはならないことは
ちゃんと勇気を持って伝えよう。
そう決めました。
ものすごい勇気がいるけど、
逃げたくなるけど、
もしかしたら孤独になってしまうかもしれないけど、
嘘偽りの中で生きるより、
言えなくて後悔するより、
当たって砕けた方が
よっぽどマシだってことを
体感してしまったからです。
正直に生きる。
素直に生きる。
せめて自分にだけは、
いつも正直で、素直でありたいと思います。
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