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子どもだって、恐怖を乗り越えて成長してる。
おはようございます!
今日は子どもの話をさせてください。
うちの次男坊が、幼稚園のカバンを忘れていったんです。
カバンを忘れるなんて…と思いますよね笑
でもすでに幼稚園について、車から降りるところで気づいたので、引き返すと往復で20分。
先生に伝えたら、「無くてもいいよ〜」とのこと。
私も同意見。
でも当の本人は、忘れたら何が起こるんだろう…。と不安でいっぱい。
すでに涙目になっていました。
これは、取りに帰ったら彼の成長の機会を逃すかもしれない。
そう思った私は取りに帰るという選択はしませんでした。
そして、彼はカバンを忘れたことで、「起こるかもしれない怖いこと」が頭の中でグルングルンとしてて、
ついに泣き出してしまったんです。
だからこそ、余計にここは「超えさせる壁」だなと判断しました。
「何も怖くないよ」
「ここであなたが頑張れば、お兄ちゃんに近づけるよ」
「何も怖いことは起きないから大丈夫」
「あなたがまたひとつ、大きくなれるチャンスだよ」
そんな話をしました。
そして泣こうがわめこうが、しがみつこうが、何とか引き離し、先生に託したんです。
その後すぐに、先生からメッセージが入り、「すぐに泣き止んで、絵を描き始めたわよ」と教えてくれました。
そして、お迎えの時。
「カバンを忘れても、何も怖いことはなかったよ!」
「ぼく、頑張ったよ!」
と自信満々に帰ってきました。
そうなんです。
彼にとって、とても小さいけど、成功体験になったんです。
怖いと思い込んでいること、例えばクラスの子からからかわれるとか、笑われるとか、先生から怒られるとか。
そんなことは、全くの妄想で、結局怖がっていたことの何ひとつ起こらなかったと教えてくれました。
そして、もっと早く教室に入れば良かった、とも言っていました。
これって、大人になっても同じことをしてるんですよね。
というか、こんなに小さな頃から、「怖い」と思い込んでいることに飛び込む勇気を持つ体験をするってとても大事だなと改めて思ったんです。
小さなことから、こうやって見守ってフォロー出来るうちに、どんどん挑戦して、乗り越えていく。
そして、「それは怖くないんだ。大丈夫なんだ。」という体験をとことんさせてあげる。
起こったら嫌な妄想、つまりエゴが大暴れしている時こそ、チャンスなんです。
そして無理やり行かせるのではなく、丁寧に目を見て対話をして、その上で越えさせていく。
そうやって超えていくから、どんな時もどんな壁も乗り越えられるし、行動にも移していけるようになれるんですよね。
私も見習おうって思いました。
彼がまた、ひとつ大きくなったら今日。
小さな一歩でも、彼にとっては大きな一歩。
そんな彼にとって、母である私は
いつでも手本でありたい。
挑戦し続ける姿を、ちゃんと見せていきたい。
改めてそう思いました😄