見出し画像

母になり3年。高齢出産の良いこと・大変なことを書きつつ、女性活躍についても考えてみる

こんにちは!
【個人起点100%エージェント】株式会社ミライフでキャリアデザイナーをしている中尾恵(めぐもん)です!

今年の夏、子供が無事に3歳を迎え、私自身も母歴が丸3年となりました。

3年というのは、なんとなく私の中でも節目の年で、

「3年間、大きなトラブルなく育ってくれてありがとう」
「私たち夫婦も、よく3年頑張ったなあ」

などなどの感情が溢れ、とても感慨深いものがあります。

子供が生まれたのは、2021年7月。
ちょうど東京オリンピックが開催されている期間で、サッカーの試合を観ていたあとにお腹に異変がきて、慌てて病院へ行きました。
まだ世の中はコロナ真っ盛りで、マスクをつけた状態&誰も立ち合いが無い孤独の中で12時間の奮闘後、子供と出会うことができました。
その時の場面や自分の心情の移り変わりなどは、3年経った今でも忘れられない貴重な思い出となっています。

生まれた翌日の娘ちゃん♡

ところで私は、41歳という(超)高齢で子供を生みました。

一般的に見ても、かなり遅い出産&子育てスタートとなったのですが、
実際どうですか?大変ですか?と聞かれることもあるので、
3年の節目を記念して(?)、ちょっと振り返ってみようかと思います。

私と同じように年齢を重ねてからお子さんを育てる予定の方、
まだ予定はないけど、高齢出産の場合って実際はどんな感じなの~?と、気になっている方など、参考になれば嬉しいです。


高齢出産で良かったかな!と思ったこと

▼仕事の面ではいろいろ経験した状態で産休に入れたこと

ビジネスキャリアにおいて、出産などのライフイベントは働き方を変える必要があったり・・と、大きな転機となりますが、私自身は結婚も出産も遅かったこともあり、時間制限なし!の状態でいろいろなビジネス上での経験を積むことができました。

例えば、

  • 3回の転職(異業種含む)

  • 海外駐在

  • 部下のマネジメント、育成経験

  • 朝から晩まで働き、週末も働く

  • 土日祝日、年末年始や深夜の勤務経験(シフト勤務の経験)

  • 同僚と毎晩飲んで仕事の話をする

  • 年収1000万円以上を稼ぐ などなど

若干ブラックな働き方が混ざっていますが(笑)、強要されていたのではなく、自分のワークエンゲイジメントが高い状態で、好きなだけ仕事へ没頭してきたことを表しています。

まさに仕事が生活!みたいな日々を過ごし、自分がなりたい姿を追い求めた日々でした。

いろいろな経験を20代~30代で前倒して積めたこともあり、40代で子育てに入ることになった時もビジネスキャリアにおいてのやり残し感が少なかったように思いました。

私の周りにいる高齢ママ友も同じ感想を持つ人もいますし、
もうビジネスキャリアはやりきったから仕事を辞める方、仕事量を減らす方などもいます。

▼自分の精神的な成熟とゆとり

これはあくまで主観です。
上記で挙げたビジネスキャリアにおいて、いろいろと経験値が積めた点にも繋がってくるのですが、人間的に成熟してきた部分も恐らくあって、かなりどしーーーんと構えて子育てに向き合えているかなと思います。

あとは、周りの友人達がすでに私より先に子育てしている人が多いので、
子供の成長において、ちょっとしたことに悩んでも
「大丈夫!2歳になったら全部解消するよ!」とか、
「焦っても変わらないから、マイペースが一番!」とかいろいろな助言をくれます。

すでにその時代を過ごした友人ママたちの助言はとにかくありがたいです。

▼いろいろなものを譲ってもらえた

同年代の友人達は私よりもかなり前にお子さんを生んでいるケースが大半なので、赤ちゃん系グッズはあまり買うことがなく譲っていただけています。
今も洋服などは、おさがりを譲っていただけることが多く、恐らく娘の服の7割~8割はおさがり服で対応しています。(友人に感謝!)

▼高齢両親の健康づくりに貢献!?

先日、私の父と娘と3人で実家近くの夏祭りに参加しました。
その際に父が近所のおじさん(というか、おじいさん)達のところに娘を連れて行って、「俺、まだこんなに小さい孫がいるんだよー♪」と自慢して歩いていました(笑)

77歳の高齢父にとって、一番下の孫の成長は生きがいでもあり、なんとか成人式まで元気でいたい!と意気込んでくれています。
きっと成人式を実現したら、結婚式だと言うし、その先はひ孫と言い出すかもしれない。

そういう意味でも、娘の存在は家族の中で大きいなと思ったりもしています。

娘もじいじとばあばは大好き!!

高齢出産で大変だったこと・・

▼やっぱり体力的な負担!さらに医療リスクが高まること

これは、近くの高齢出産ママにインタビューをすると、
ほぼ100%の人が口を揃えていうことですね。

どうしても加齢→体力の衰えには逆らえない・・。
子供が走っていなくなったとき、追いつくのに必死。
子供と遊びに行っても、すぐに私自身が疲れる。

先日、外出してから帰宅した時に、
娘が「あー、疲れたー!」と私の口癖を言っているのを見て、
まずい!!これは「ただいまー!」みたいな意味合いで子供が使い始めている!!と思い、直さなきゃ!と思ったもののなかなか直りません。
(だって疲れてるんだもん)

また医療リスクについてもよく言われることですね。
私はありがたいことに、妊娠出産のいずれも大きな問題が発生することもなく、自然に、それも安産で生んだのですが、妊娠中の検診では、妊娠発覚時も含めて、一度も「おめでとう!」的なことを言われたことがなく、常にリスクの話ばかりだったことを覚えています。
(なんとなくピリピリしているような、そういう緊張感ある診察だったことを覚えています)

どうしても高齢出産は高いリスクがつきまとうことがあり、
その点では「さあ、皆さんもどうぞ!」とは、やはり言えません・・。

そんな話から女性活躍についてもちょっと考えてみる

娘の3歳を祝して、これまでの高齢ママ生活を振り返って、
良いこと、大変なことを書き出してみました。

私は晩婚・晩産の典型みたいなタイプで、これはこれで自分が選んだ道で後悔はないですが、できれば自身の娘には医療的にリスクが低い時に子供を産んで、子育てもキャリアもどちらも楽しんで欲しいなと思っています。

少し話の本筋とずれてしまうのですが、私は35歳~2年ちょっとベトナムで仕事をした経験があります。
その時、「女性×キャリア観」にとても感銘を受けたことがあり、日本もベトナムのように女性活躍推進国にならないかなーと思いました。

当時、多くの20代~30代の女性スタッフが働いてる中で、妊娠した!という話は割と日常的でした。
ただ、驚いたのが皆の復職の早さで、大体3か月から6ヶ月くらいで復帰してくるので、日本と全然違うんだなと思いました。(社会的な保障の厚さや子育て支援の厚さを感じました)

それはもちろんベトナムが女性が強い国・・ということもあると思うのですが、妊娠も出産も介護も「あって当たり前」で、それが「キャリアを諦める」という考えには一切繋がっていないという点に一番感銘を受けました。

ベトナムは女性活躍の先進国だと思っているので、ぜひ日本もできるところは見習って、多くの女性がライフイベントとキャリア実現を共存させながらHappyに生きて欲しいなと祈っています。

なんて理想も言ってみましたが、
日本は晩婚化、晩産化が年々進んでいるのが現状。

私のようにバリキャリして遅くに子育て開始!という方は、今後も増えていくと思っているので、ぜひその方々の参考・励みになればと思っています。

【お知らせ】
まさに同じ状況なので話したいです!という方、
まだ計画はないけど将来のために話を聞いてみたいという方、
女性のキャリアについてモヤモヤお悩み中の方、
とりあえずお話してみたい方などがいらっしゃれば、
ぜひ一度ざっくばらんにお話しましょう!
お気軽にご連絡ください。

キャリアを考えるヒントの詰まった記事を定期的に発信しています!
よろしければ「「働く、生きるを、HAPPYにする」マガジンのスキ&フォローお願いします。

その他ミライフのマガジンはこちら↓↓
ミライフのみんな
ミライフの日常

↓キャリア相談はこちらから受け付けています!
www.miraif.co.jp


いいなと思ったら応援しよう!