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生物多様性から学ぶ


あまみのもりのほいくえん
本日12月12日をもって、プレオープン2か月目に入りました!

長かった様な、あっという間だった様な、とにかく毎日は刺激的な出来事が溢れていて、大人達がいかに世間の常識に囚われているのかを再発見する日々です。

あまみのもりのほいくえんでは、子どもたちに「土に親しんでもらいたい!」と、砂場だった場所を畑に変えました。(砂場は目の前にある大きな公園まで出向き、そちらを使わせてもらってます)

そして、最近出会った「協生農法」を取り入れ、サスティナブルで生物多様性な畑作りのスタートです。

協生農法とは、その名の通り、植物や人や虫や動物が互いにチカラを合わせて、表土を豊かにする農法なのだそう。だから、基本はたくさんの植物を密生混生するのです。
学習キットを使った勉強会やりました!

この「協生農法」を知ってからこの農法を編み出した野人さんという方のブログを拝見するたびに、「ルソーが提唱している自然人教育と同じだ!」と、気付かされることが多々あります。

野人さんのブログはこちら

私たち人間は海から陸に上がって、海水から真水に親しみ、植物によって浄化した水を海に帰す。

これが、地球という星が生命を生み出した原理原則なのだそうです。

ここを忘れて、地政学などにある様に地の利の奪い合いなどは、地球からしたら本末転倒も甚だしいと怒るのもごもっともだと感じます。

そうは言っても、未来を生きる子ども達のために、この地球にまだまだ人間が住まわせてもらいたい。だから、今できることを一人一人がハチドリの様にやっていく!それしかないと思うのです。

そして、教育的な見地からも、協生農法は、ルソーがエミールの著書の中で伝えている「自然人教育」にとても近くて納得しております。

毎日の保育園での子ども同士の出来事は、まさしく動物脳しか持ち合わせていない6歳までの子ども達が人間脳になるための体験の場なのです。

何故か、男の子ばかりの保育園では、毎日が何かの取り合いから始まります。(笑)

でも、これこそが人間の本質(特に雄の本質!雌はもう少し巧妙!(笑))なのだと思うのです。

普通の保育園や幼稚園だと、大人が仲裁に入ったり、ジャッジしたりする様なシーンでも、あまみのもりのほいくえんでは、大人の介入は御法度!余程のことがない限り、子ども自治に任せます。

ある意味これは大人の修行でもあるのかも?と、思います。
子ども達は喧嘩して泣いたり喚いたりしても、次の瞬間笑い合ってまた遊びだすのです。

人間の本質を豊かに育む!それがイエナ式なのです。

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