世界を敵に回しても我が子の味方でいる
スペインマドリードから、急遽娘が彼と2人で帰国!
その理由は
「生きてる間にあと何回お母さんに会えるのか?数えたら、日本に行かなきゃ!ってなった!」
のだそう(笑)
そりゃ、地球の裏側に住んでいるんだから、おいそれとは会えない。
それでも、そんな考えに至ったのには義理の父の死があったみたい。
娘は19歳でアメリカに単身アメリカに語学留学。半年のホームステイ留学の予定だったけど、5年のビザが取れていたこともあり、生まれつきの努力家気質がボスに認められ、サンフランシスコでの、マネージャーという仕事と、住む場所と、収入を得ることができた。
そんなアメリカに英語を学びにきていた元旦那であるスペイン人と出会い、5年後に結婚。英語と日本語だけの娘がスペイン語も話せるようになったことで、幼稚園の英語教師の仕事をすることに。
そして、そんな時に娘のことを1番可愛がってくれた義理の父親ニカが、今年、癌で亡くなったこともあり、ヒトはいつ死ぬかわからない!と、死生観が大きく変わった様です。
最近では、マインドフルネスを学んだりして、しかも自分の職場(マドリードの幼稚園)で、子ども達や先生たちにもワークショップなるものをやってて、大好評なのだそう。
日本人であることを誇りに思う
子どもの頃、自己主張がとても強かった娘は、日本ではなかなか生きづらかったみたい。
中学一年生のとき、お弁当の時間に担任から
「1学期はこのグループでお弁当を食べるように!」と言われた事に抗議!
「私はクラス全員と仲良くなりたいのに、お昼ご飯の間同じグループだけと食べていたのではコミュニケーションができない!」
と、グループではなく
1人で食べることを選び、さっさと食事を済ませて、各テーブルを回って全員と仲良くなったのだそう。
そして、高校一年生の時
親友だった女の子が、たった一回、彼とバイクの二人乗りで補導され退学処分に!
これに怒った娘は担任に抗議!
担任からは「主任の先生に言ってくれ!」
主任からは
「教頭先生に言ってくれ!」
教頭先生からは、
「校長先生の判断なので」
とたらい回し!
校長先生に直談判する事に!
子どもの意見も人権も全く尊重しない学校文化
親である私も呼び出されて、校長室へ友達の退学免除を訴える娘に対して、「校則だから!」の一点張りの校長。
生徒を全く尊重しない校長の話ぶりに親である私の方がキレてしまい!
「それでも校長か〜!」と、啖呵を切って娘と共に退学(笑)
でも、娘曰く「あの時お母さんが私の味方をしてくれた事が大きな勇気と自信になった」のだそう。
アメリカでもスペインでも辛いことがあった時はあの日のことを思い出して頑張れたのだそう。
世界中を敵に回しても、母は子どもの味方でいるべきだ!