見出し画像

5歳までの環境が人生を決める?


非認知能力を高める教育を受けた子と、そうでない子は、その後の人生に大きな影響がある。と、言ったのは、ノーベル経済学者のジェームスJヘックマンさん。

これは、アメリカの貧困層の子どもたちで実験をし、非認知能力を高める教育を受けた子が、大人になってから、彼らの年収にどのような影響があったか?を40年以上に渡り調査した結果らしいです。

非認知能力って何?

日本財団ジャーナルの記事から、白梅学院大学教授の増田修治氏のお話し。

明確な定義はないのですが、一般的には意欲や意志、人と協力する力、コミュニケーション能力などと言われることが多いです。私はもう少し踏み込んで、「自分からやってみたい」、あるいは「取り組んでみたい」と思うような能動的な心情そのものだと考えています。

「いろんな人と知り合いたい」「たくさんの人とつながって多くのことを吸収したい」というコミュニケーション面の意欲も、非認知能力に分類されると考えています。

——学力のように数値化されないだけに、概念を理解するのがなかなか難しいですね。

増田:非認知能力がどんなものかを知ることができるクイズがあります。これは実際に私が4歳の子どもに実験しながら出したクイズです。皆さんも考えてみてください。

「次の野菜や果物は、水に浮くか、沈むか?」

ピーマン
キュウリ
ナス
バナナ
リンゴ
ニンジン
ジャガイモ

日本財団ジャーナルより

水に浮く植物は木の上になるもの
水に沈む植物は土の中に育つものなのだそう。面白いですね?そこからさらなる興味関心が始まるのです。

答えがわからない問題に興味を持って、実際に仮説を立てて、検証してみる。

そこから「なんで?」という内発的な問いが生まれてくる。
つまり、子どもの興味関心(好奇心)を刺激する事で

「知りたい!」と言った欲求が高まり、わかるまで行動するチカラが身につく。と言った具合でしょうか?

答を教えるのではなくて問いを生み出すチカラを育てる

非認知能力を鍛える教育は
探究学習と言われています。

イエナプラン教育ではこの探究学習をワールドオリエンテーションという言葉でシステム化しています。

イエナプランではヤンセンの自転車という手法を用いて、探究学習を行います。

教育新聞より
イエナプランの学びリヒテルズ直子さん

この中で1番大切なのは、子どもの好奇心を刺激する事。なのです。

つまり、子どもたちが前のめりになって、「なんで?どうして?知りたい!やってみよう!」となる事。

認知能力であるIQや偏差値ではなく深く考え自ら問いが生まれるチカラなのです。

何故ならこれからの時代、正解を答える力はAIが全てやってくれるからです。

非認知能力を鍛えるには自然界のコトやモノから始めるのが1番なのです。

ママが知らないと子どもが損するそんなメルマガへの登録はこちら

https://www.mag2.com/m/0001696990


いいなと思ったら応援しよう!