日本に本帰国しました
かなり久しぶりのnote投稿です。久しぶりすぎて、初っ端から躓いて時間がかかっています。なんかね、私だけかもしれないけど、画像がうまくアップロードできないんです。それと小さい子どもがいるとなかなか纏まった時間が取れない。コロナで自粛の中、毎日おむつ替えと食事作るので一日が過ぎていきます。
前回1月にサンタローザのことを投稿して以降の空白の時間のことを少し。
私達は1月上旬に帰国しました。その直後、息子が外出先で前触れもなく突然嘔吐をしました。初めてのことで慌てたのも束の間、40度近い高熱と下痢の症状が出始めます。病院に行こうにも保険証がない。アメリカから持参したタイレノールという小児用シロップを与えてみたものの全然症状が良くならない。救急車を呼ぼうか真剣に悩んだくらいです。あれよあれよという間に、旦那も同じ症状が出始めました。
翌日転入届を提出し、無事国民健康保険に加入します。近所の病院に連れて行ったのですが、インフルエンザではないのでただの風邪でしょうと診断されます。それから1週間、高熱、嘔吐、下痢、気管支炎をこじらせた咳が出ます。後日義理の母にも同じ症状が出ました。義理の母は実に20年ぶりに体調が悪くなったと言っていました。
病院でたくさんの感染症の検査をしましたが全て陰性。ただ、今考えるとあれはコロナウイルスに感染していたのかもしれません。結局あの症状が何だったのか不明ですが、羽田空港でおむつ替えをしたときに何かウイルスをもらってきたのかも、と今更考えています。
症状が回復後、物件探しも難航しました。2月中旬にようやく千葉県流山市に引っ越しました。流山市、名前は聞いたことあるけど、行ったことない人たくさんいますよね。流山市は千葉県の端っこの方、江戸川を挟んで埼玉県三郷市の隣に位置します。流山市の南は松戸市、そのお隣は東京都です。
流山市の中でも特に東武アーバンパークラインとつくばエクスプレスが交差するおおたかの森は都心へのアクセスが良い。通勤にも便利。地盤も良くて洪水にも強いことから、毎月5,000人規模で人口が増加している。0−4歳が年齢別人口で一番多い。流山市のキャッチフレーズは「母になるなら、流山市。」東京都から子育て世帯が流入し続けている。なんともユニークな自治体。
おおたかの森駅近くには高島屋が開発するショッピングセンターがあり、新しいマンションが乱立しています。
その喧騒を抜けると、こんな感じの公園が広がっている。。
ほーんと、何もない。空が広くて、名前の通り森を伐採して出来たような街並み。昔は大鷹が本当に来てたんだとか。今でもたまに森の中に出現するそうです。
子育て世帯を魅了しているのは、いくつかあると思います。
1. 東京よりも自然がたくさんあること。広い公園、ベビーカーを押しやすい幅広い道路が整備されている。
2. 子どもと一緒に広い部屋でのびのび暮らせること(事実、在宅勤務をするようになって、家の中が広いのはとても助かっている)広い一軒家はともかく、うちのマンションには共同の勉強部屋やイベントスペース、絵本ライブラリーを備えています。
3. 共働き世帯に配慮して、市内全ての保育園の送迎ステーションが駅前に設置されていること
4. 田舎の割には駅前にショッピングセンターがあり、都内に出なくても美味しいもの、欲しいものが買える環境にあること。また隣駅に柏の葉キャンパス(つくばエキスプレス)、柏駅(東武アーバンパークライン)があり、蔦屋書店に代表されるおしゃれなスポットが近くにたくさんあること
実際に近所のママさんたちはアウトドア派、フェス好きという方も多く、キャンプやBBQをするための広い庭やベランダをお持ちの方も多いです。
都会派志向だけど週末は家族イベントを楽しむ、みたいなライフスタイルにあこがれてくる人が多いんじゃなかろうか。
ちなみに私は少し天の邪鬼なところがあり、流行にすがるのはあまり好きではありません。どちらかというと主人の実家が流山市だから、というのがこの流山市に生息している理由になります。なにはともあれ、私は東京都内や、実家の近くに住みたかった(泣)でも海外のような快適な住環境を保持しつつ、東京より生活費を抑えて生活するという意味では良いのかもしれません。海外帰国組の方には是非おすすめしたい居住エリアです!
もちろん、新築マンションは即完売、賃貸も持ち家も値段が上昇中。地価バブルが発生しています。
急速に発展したからこその歪みも勿論感じています。夏は見慣れない虫も多いし、都会派の自分には慣れない部分も(笑)
あっという間に本帰国から半年が経過してしまっているので、今後はこの久しぶりの日本で感じる浦島太郎な部分についてたまに書き綴りたいと思います。