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令和6年度 恵みの森づくりコンソーシアムの総会を行いました

恵みの森づくりコンソーシアム会員の伊東です。
この度、広報担当としてメルマガ配信やSNS発信を担当することになりました。
どうぞよろしくお願いいたします!

総会の様子


令和6年5月17日(金)、「令和6年度 恵みの森づくりコンソーシアム総会」を開催しました。
今年度の事業計画では、森林に関する知見の向上や会員の情報交換・交流のための勉強会に加えて、
「企業の森」活動をされる企業様へのフォロー・技術的支援の実施などの研修交流事業を計画しています。

また、会員同士の情報交換・共有の場として、会員へのメルマガ配信や、
外部へ向けたSNSの発信など、広報活動を強化していく計画が盛り込まれました。

大人たちが一生懸命考えています…


ちょっと”お堅めな”総会の後には交流会を行いました。
木育推進協議会さんが用意してくださったゲームで頭の体操をしながら、
和やかな雰囲気の中でアイスブレイクを楽しみました。

アンケート結果発表


その後、会員の皆様の関心事についてアンケートを取りました。
「森づくり」「木育」「他の会員の活動」に強い関心がある一方で、
「ワークショップへの出展」に対するノウハウ不足が課題として浮かび上がりました。
多様な業種の会員同士が交流を深め、新たな価値を見出していけるような取り組みが大切だと感じました。

鏑木さんのプレゼンの様子


また、今年度から新たに会員になられた中央可鍛工業株式会社の鏑木さんから、
ひるがの高原にある社有林が環境省の「※自然共生サイト」に認定された経緯を伺いました。
※「自然共生サイト」とは
30by30(サーティ・バイ・サーティ)に基づく日本独自の認定制度です。
それは国連生物多様性会議(cop15)で合意された、
2030年までに生物多様性の損失を食い止め回復させようという目標で、
陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとするものです。

『サイト認定は、固定資産としてはほぼ価値がない山林に、
サスティナビリティという付加価値をつけることができた。』という鏑木さんのお話は、
企業による森づくり活動のもう一つの大きな意義に気付かせてもらうことができました。

ほかにも、認定までのプロセスや苦労話を共有していただき、
最後に『今後も岐阜県内から自然共生サイトの申請と認定が進み、
共に、”恵の森づくり”で30by30が達成できればいいなぁ、と思います。』
としめくくられました。

今回の総会と交流会を通じて、会員同士の連携や新しい可能性が見えてきたと感じています。
これからも皆様と一緒に素晴らしい森づくりを進めていけることを楽しみにしています!

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