第20週 日曜日 世界で活躍する女性 福本茉莉
20人目の世界で活躍する女性はオルガニストの福本茉莉さんです。
福本 茉莉(ふくもと まり)さんは1987年3月15日東京都にお生まれです。
青山学院初等部、青山学院中等部・高等部卒業されています。
初等部でパイプオルガンに出会い、中等部でオルガン部に入部されたそうです。
東京藝術大学にてオルガンを廣野嗣雄氏、、椎名雄一郎氏に師事され
アカンサス音楽賞、同声会賞を得られて卒業、また同大学大学院を、大学院アカンサス音楽賞を得て修了されました。
2011年よりドイツに拠点を移し、ハンブルク音楽演劇大学で
Wolfgang Zerer氏に師事されます。
DAAD(ドイツ学術交流会)音楽長期奨学生として2013年にハンブルク音楽演劇大学大学院古楽オルガン専攻を栄誉付き最高点で修了されます。
更に公益財団法人ロームミュージックファンデーションの支援を受け、2016年にドイツ国家演奏家資格を3回の資格試験全て、同じく栄誉付き最高点にて取得されます。
平成28年度文化庁新進芸術家海外研修員として同大学教会音楽科にも在籍し、2019年に教会音楽家資格A(プロテスタント)を取得されます。
その間に以下のオルガンコンクールで素晴らしい成績を修めておられます。
2012年:武蔵野市国際オルガンコンクール優勝 [5]。
2013年:Otto Stöterau財団ロータリー奨学金コンクール優勝[4]
2013年:ニュルンベルク国際オルガン週間、オルガンコンクール優勝[5]
2014年:ダニエル・ヘルツ国際オルガンコンクール優勝[5]
2014年:アガティ・トロンチ国際オルガンコンクール優勝[5]
2017年:ノイブランデンブルク・コンサート教会オルガンコンクール優勝[6]
2017年:スウェ―リンク国際オルガンコンクール第二位[6]
2018年:Slovakik Radio Symphony Orchestra Prize[7]
- )は、日本のオルガニスト、ドイツのフランツ・リスト ヴァイマール音楽大学講師[1]。ハンブルク在住。
またソリストとしてヨーロッパ各地、ロシアからリサイタルの招聘を受けるほか、京都市交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、ビドゴシュチ室内管弦楽団、スロヴァキア放送交響楽団など協奏曲の演奏も多いそうです。
NDR(北ドイツ放送局)、BR(バイエルン放送局)、スロヴァキア国営放送、TBS、NHK(リサイタル・ノヴァ)との録音のほか、NaxosよりソロCDアルバムが、世界発売されている。
2018年冬学期よりハンブルク音楽演劇大学にてオルガン即興演奏のチューターを務めた後、2019年夏学期よりフランツ・リスト ヴァイマール音楽大学講師を務めておられます。
ポーランド、ヴロツワフのコンサートホールNMFの2020/2021年のアーティスト・イン・レジデンスに就任されました。
ご本人のページです。
コロナ禍のなか2020年は以下の場所でオルガンコンサートを行われています。
(So)18.10. Handel Organ Concertos NFM Main Hall, Wroclaw in Poland Mari Fukumoto (Org.), Wroclaw Baroque Orchestra, Jaroslaw Thiel
(Fr)30.10. Sonus ex Machina Riga, Latvia Mari Fukumoto (Org.)
(So)22.11. Orgelkonzert St.Gereon in Köln, Germany
(Sa)5.12. Orgelkonzert St. Heinrich in Kiel, Germany
めぐめぐがすごいと思う福本茉莉さんのこと
1小学生の時にオルガンに出会われ、そして日本で学ばれ、ドイツで学ばれ、世界の主要なコンクールを総なめされていること。
2そしてコロナ禍の中、大学で教え、コンサートをしておられること。
3そしてオルガンの幅を益々広げられていること。