第35週 テコンドー選手 山田美諭



はじめに


今週のスポーツ選手はテコンドー選手の山田美諭さんです。


お生まれ


山田 美諭(やまだ みゆ)さんは1993年12月13日愛知県瀬戸市にお生まれになりました。お兄さんもテコンドー選手です。


お父さんは空手の道場を運営されています。


テコンドーとの出会い



山田美諭さんは空手の道場を運営するお父さんの影響で3歳から空手を始められます。

聖霊中学校に入学され、中学1年生の時、お父さんの進めでテコンドーを始められたそうです。

その理由はテコンドーは空手より階級が細かく分かれていて、体格のハンディが少ない競技だからだそうです。

17歳の時全日本テコンドー選手権で初優勝されます。その後7回優勝されています。

聖霊高校卒業後、大東文化大学文学部英米文学科へ進学され、金井洋監督に師事されます。


怪我そして復活

美諭さんは大学卒業後も働きながら競技を続けることを決意されます。

就職を控えた大学4年時の2015年11月、リオデジャネイロオリンピックの最終選考会の試合中に転倒、右膝靱帯を損傷する大怪我を負われます。

これで2016年のリオオリンピック出場を逃され、一時は引退も考えましたが、その後、約1年間リハビリとトレーニングを続け復活を遂げられます。

そんな時、体力の限界を超えて一心不乱に頑張っていた北島さんの姿に勇気づけられたそうです。

後に紹介するNHKの取材で以下のように語られています。

山田美諭選手
「結果的に北島選手も出場を逃したのですが、最後まで諦めずに勝ちに行く姿勢にとても感動しました。それ以来、調子が上がらない時は、北島さんの映像を見て、気持ちを奮い立たせています。私も最後まで戦い抜きたいと思います。」


2018年のアジア競技大会で銅メダルを獲得、2017年から2019年にかけての全日本選手権では三連覇を果たし、東京オリンピック内定を獲得されます。

現在は城北信用金庫の職員として、国内外の大会に出場しておられます。


山田美諭さんの主な戦績


戦績
2010年11月 - 第16回アジア競技大会(中国・広州)第5位
2012年10月 - コリアオープン(韓国・慶州)優勝
2013年7月 - 第21回世界選手権(メキシコ・プエブラ)ベスト8
2014年9月 - 第17回アジア競技大会(韓国・仁川)第5位
2015年5月 - 第22回世界選手権(ロシア・チェリャビンスク)ベスト8
2017年6月 - 第23回世界選手権(韓国・茂朱)ベスト16
2017年9月 - カナダオープン(カナダ・モントリオール) 準優勝
2018年8月 - 第18回アジア競技大会(インドネシア・ジャカルタ)第3位
2018年8月 - WTプレジデンツカップ・オセアニア(フランス領ポリネシア・マイナ)第10位[7]
2018年10月 - マンチェスターグランプリ(イギリス・マンチェスター)第3位
2018年11月 - WTプレジデンツカップ・アジア(台湾・台北)準優勝
2019年3月 - オランダオープン(オランダ・ナイメーヘン)優勝
2019年5月 - 第24回世界選手権(イギリス・マンチェスター)ベスト16
2019年6月 - ローマグランプリ(イタリア・ローマ)第3位
2020年2月 - 東京2020オリンピック日本代表選考会(東京オリンピック内定)優勝

NHKの取材で語られたテコンドーの魅力などについて

2019年NHKの取材で山田美諭さんはついて以下のように語られています。

テコンドーという競技が好きな理由


山田美諭選手
「どうしてなんですかね?自分でも理由はわからないのですが、相手を前にすると、絶対に負けたくないという闘争心がどこからともなく湧いて来て、ボコボコにしてやろうって思っちゃうんです。」

自分の得意技について


超高難度の連続技で、両方の蹴りが決まれば、中段蹴りの2ポイント、上段蹴りの3ポイントで5ポイントが入ります。対戦相手からは、「わかっていても避けられない驚異の蹴り技」と恐れられています。
山田美諭選手
「二撃目の上段蹴りのことを意識しすぎると最初の中段蹴りが弱くなって連続技であることがバレてしまいます。だから中段蹴りから本気で蹴りにいくことが重要なんです。相手との距離が近い状態で上段に蹴りを入れるため、足を高く上げる柔軟性や股関節の使い方にコツがあり、中段蹴りからそのまま上段に蹴りを出せる女子選手はあまりいません。でも最近は、私がこの技を得意にしていることが知られてきたので、相手に警戒されることが多くなりました。そこで、その警戒心を逆手にとって、先に上段から蹴ってから次に中段を蹴るなど、相手の裏をかくこともあります。連続技のバリエーションを増やしているというわけですね。」


プライベートについて

仕事が終わった後の楽しみは映画鑑賞。映画館で大好きな作品を見る時間が至福のときだとか。好きな映画のジャンルは恋愛モノと?と尋ねると、蹴り技のような瞬速で答えが返ってきました。「大好きなのは、アクション映画」だそうです。




以下に参考記事と山田さんの紹介ページを引用します。






めぐめぐがすごいと思う山田美諭さんのこと

1高校で全日本テコンドー選手権で優勝されてからほとんど毎年優勝されていること

2大学4年生の時大怪我をされて、そこから1年リハビリされ、復活して東京オリンピック選手に選ばれていること

3また社会人としても素晴らしいお仕事をされ活躍されていること。


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