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呪術廻戦0の破壊力
呪術廻戦を鑑賞。
普段なら絶対に観ないジャンルです。
ふとしたきっかけでアニメを3日で制覇して作品の虜になってしまい、居ても立っても居られなくなり、ついにひとりで映画館へ。
評判通りの物凄い作品でした。
傑作過ぎて感動しております。
本編にも繋がってくる内容を要所に散りばめながら、それでいてこの映画はこれとして1つの物語として完璧に成立してる。
恐るべし、日本のアニメ。
ここからネタバレはしませんが、映画を観て感じたことを書きます。
強いって眩しい。
現実も同じ。
諸々があっという間に移ろい変わるなかで、唯一誰にも曲げられずに何にも奪われないものって、やっぱりその人自身が築き上げた歴史とそこから手に入れた技術だなって思い知らされる。
その人が築いた歴史がその人に宿す技術は誰にも奪われずに何にも削られずに、どこまでも伸びてくんだな。誰にも何にも操ることができない弾道になるんだな。
フィクションであってノンフィクションのようなリアルを突き付けてくる作品力。
凄いアニメだ。
原作への深い深いリスペクトを感じる制作陣の才能にただただ感服です。
そして最後のKing Gnuの逆夢が儚くも美しくて心洗われる。