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Shortショート"恐れ回避型愛着スタイルに対する禁止事項"

今日は前回の続きです

嘘をついてはならないのは愛着スタイルが恐れ回避型のお相手の時です

前回も復縁するには営業力をつけましょう、その中でまず出来る事として相手を褒めましょうという話しをしました
この「褒める」というのが営業を仕事にしている人以外は練習しないと出来るようにならないよ、という話しです
しかし、愛着スタイルが恐れ回避型の人に対してはこれが通じない事が多いです

どういう事か解説しましょう
(というか、そもそも大前提として恐れ回避型なんてご自身で判断出来るようなものではないので(人類に3-5%しかいないんですよ)お相手を恐れ回避型だと思っている人はそもそもそのジャッジが誤りである可能性を考えた方が本来は早いかも)

すべての恐れ回避型の人に当てはまるわけではありませんし、ケースバイケースでは回避型の人にも当てはまる事だったりします
(不安型だと自分を思っている人の中には回避型を併せ持っている人も多く、そういう人も該当しやすいです)

それは、嘘をつかずに本心で自分と接して欲しいという気持が異常なほど強いということ

自分勝手な話しではありますが、その上で自分を大切にし、愛して欲しいということ

これが凄く強いのです
(訳:本気で嘘じゃなくめちゃくちゃ自分を愛して大事にしてください)

そして何でかは全く分かりませんが、恐れ回避型の人には相手の嘘を見抜くのが上手な人がとても多い気がしています 
根拠はありません( ´_ゝ`)

そういう人にいい加減な気持ちで嘘をつくと、関係が悪化する事があるわけです

相手を褒めるという、復縁するためのコミュニケーションのメインではない事であっても嘘が良くないのが恐れ回避型のお相手です

・伝えた時に嘘だと見抜かれると関係が悪化する
・後から嘘だとバレた場合はもっと関係が悪化する

この2重の壁を突破する必要があります

というか、この2つ、関係が悪化した時がリスキー過ぎるのでその点への理解も重要です

私が普段『恐れ回避型の人をお相手にして恋愛や復縁を成就させたいと思うなら、自分の人生を後回しにするような捨てるような覚悟が無いと難しい』という言い方をするのはここにも関係します

つまり、営業力を高めて褒めましょうと言いましたが、相手の事を本心で褒めることが出来ない場合はお相手が恐れ回避型の可能性がある人は進めにくいっていう事になるわけです

過去のご相談者様に、どんな事をしてでも相手と復縁したいと仰る方で、そのお相手が恐れ回避型の可能性が高かった事があります

そのまま私は「自分の人生を捨てるぐらいの覚悟がいるお相手だけど良いんですか?」と何度も確認しましたがご相談者様は「絶対にこの彼が良いんです」と泣きながら仰いました

お相手に会える事になったので、相手に何を伝えるかという作戦会議をしました

伝えたい内容と、伝えた方が良い内容を考慮し、まずは内容を作って頭に叩き込んでもらう予定でしたが、この内容が全く進まなかったんです

その内容は簡単に言うと相手を褒めるというものなのですが、ご相談者様から出てくる内容は彼女だったから近い距離の人だったから言えるようなものではなく上辺のもので、1ヶ月前に知り合った人でも言えるようなものばかりでした

それ自体はダメという事ではなく、薄いから刺さりにくいってだけなのですが、結局刺さりにくい内容をいくら頑張って作っても効果という意味では薄いので、他のご相談者様が考えたお相手への内容をいくつか紹介しました

すると、それを聞いてご相談者様が凄く上手に伝える内容を作りだしたのでびっくりして「凄い良いじゃないですか!」と喜びました

でも聞くと『本心じゃない』と仰るんです

本心じゃないけど別のご相談者様が考えたお相手への内容が凄く良かったのでそれを真似たと

この様な場合、もしこのご相談者様のお相手が別の人だったら「まあそれでも良いと思いますよ、進めましょう」と言ったと思います

しかし、このご相談者様のお相手は愛着スタイルが恐れ回避型の可能性が非常に高いお相手なので、お相手がご相談者様をどのような人なのかを理解しているが故にきっとこの内容が心からのものではない、何なら他の人が考えたものだと気づく可能性が高いと感じました
そうじゃなくとも、後からバレた時にかなり関係が悪化すると

そのため「本心で書きましょう」と伝えたのですが、ご相談者様は本心かどうかなんて合理的に考えたら相手に伝わるわけがないと思っているので、良い内容を作る事が出来たのになんでやり直しさせられるのか分からない様子でした

これを説明して理解してもらえなかったのは私の力不足ですが、結局そのご相談者様はこの件だけではなく、様々な事を「どんな事をしてでも相手と復縁したい」ではない基準で動いていたので、注意される事も多く、結局相談を終了してしまいました

恐れ回避型のお相手は、実はよほどの事が無い限り復縁するのは比較的簡単なんです
(難しいのはむしろ、本当にそのお相手が恐れ回避型なのかを判断する事ですし時間がかかります 消去法になりやすいです ※そもそも愛着スタイルをこれ、と特定する事自体ナンセンス)

ですが、その後関係をキープしていく事や、何度も離れる事になった時に2回目、3回目に復縁するハードルが上がっていきます

その為には目の前の復縁の事だけを考えて動いたのでは全く意味がなく、長い目で見てご相談者様は覚悟を決める必要があります

正直、そんな覚悟を決めないといけないお相手、自分の人生を捨てるとまで言われるようなお相手と復縁するっていうのがご自身にとって本当に必要な事なのかをきちんと考えて欲しいと個人的には思います

それでもそうしたいと仰る方がいる、そういう人もいるからこの社会はまわっている、と思うと本気で恐れ回避型の人と向き合いたいと思う人のお手伝いであればしようと佐藤は考えるわけです

という事で、今日は恐れ回避型の人が相手の時には嘘はいかん、という内容でした

恐れ回避型の人がお相手で褒めたいのに褒める部分が見つからないという場合は(じゃなんで好きなの?とか思うけど)、見つけられるまで探しましょう

本心できちんとした事を心から言えるまでは褒めるというアクションはお預けです
本当に、人間は難しいものです

恐れ回避型の無料ブログ貼っておきます
嘘やごまかしが効かない相手、それが愛着スタイルが恐れ回避型の人です
この人と恋愛をしたい、復縁したいと思ったら相当な覚悟が必要です
本心を言わない天邪鬼な人が多いのが恐れ回避型の特徴ですが、それを特定するのは非常に難しいです


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