Shortショート”気を使うと人と仲良くなりにくいのはなぜか”
気を使うという事は、相手とこれ以上仲良くなるつもりがないと言ってる様なものです
思いやりと気を使う事は似ている様で違います
これを勘違いしてしまうと復縁活動にも影響が出ます
気を使うというのは相手の顔色を窺うという事で、相手の正解を探そうとしてしまう事なので本心ではない事が多いわけです
つまり、本心ではない(極端な言い方をすると嘘である)事が透けて見えるので信頼されにくいんです
想像してみましょう
彼氏と2人でどこに食事に行くか話しをしていたとします
そこであなたが『今日はイタリアンに行きたいな』と言ったとします
その時に彼氏が『あ~、イタリアン…。まあ…うん。分かった、イタリアン行こう!』という言い方をしたら、もしかして本当は行きたくないのかな?と思うと思いませんか?
優しいから譲ってくれるんだと思う事も出来ますが、もしこれが何度も続いたら、いつも気を使わせてしまっているなとモラルのある人なら思い始める事でしょう
これは例えなので言い方を極端にしましたが、言い方がこうじゃなくともタイミングや仕草も含めて人は相手が気を使っている事に敏感に気付きやすいものです
(特に日本人は文化が要因で気付きやすいはずです)
でも、上記の例で自分がイタリアンに行きたいと言う前に彼氏が『そういえばあの店行きたいって言ってなかった?イタリアンの。あの店に行かない?』と言ってくれたらどうでしょう
これなら彼氏が気を使って行きたくない店に着いてきてくれるとは思いにくいと思います
前者と後者の違いは一見言い方だけが違うと思われがちですが、言い方はただの例なので極端に書いてあるからそう思うだけで、最も大きな違いはタイミングです
思いやりと気を使う事はタイミングが違うわけです
相手が何かする、言う前の言動が思いやりで、相手の言動を見てから合わせるのが気を使うという事
これ、本心は分からないんですよ
『あ~、イタリアン…。まあ…うん。分かった、イタリアン行こう!』と言った方の彼氏はイタリアン行きたいけど店の行き方分かってたかな?と一瞬考えたからこのタイミングでこの言い方をしたのかもしれないし、『そういえばあの店行きたいって言ってなかった?イタリアンの。あの店に行かない?』と言った方の彼氏はイタリアン行きたいと思わないけど彼女が前から行きたいって言ってたから提案したのかもしれない
大事なのは相手にはどう伝わるか
やっぱり後者は彼女への思いやりで提案してるしそう見えるので、提案された側も凄く嬉しい
思いやりは常に主体的
相手の事を想像し、思いやって必要な事を自ら率先して行う
だから相手にも喜んでもらえるし、本心だと思ってもらいやすいし、実際主体的に行っている時点で本心である事の方が多い
気を使うというのは相手の反応を見て、相手の正解を探すから受け身、後手 だから、本心だと思われにくいので仲良くなりにくい
言ってる事が後から頻繁に変わる人もこれが関係してる事も多い(本心じゃない=嘘だと思われやすい)
相手との関係を深くしていくのは「技術」だと何度も言ってますが、これも技術の1つ
気を使うという事が相手のためだと思っている人は大幅に考えを改める事が必要かもしれない
気を使うというのは、相手のためではなく自分のため
少なくとも、私に直接相談をする人は気を使っている自覚がある人じゃないと相談は難しいかもしれないです🐘