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子どもがいじめに遭ってると知った時。と行動。

[いじめの定義]
この法律において「いじめ」とは、児童等に対して、当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等と一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。) であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものをいう。




最初にいじめに気付いたのは
息子のスマートフォンの中のLINEアプリでした。
中学卒業まではトラブル回避のために
スマホのチェックはするよ、が我が家のルール。
使える時間も使用制限も設けて
snsの使い方も含めルールを教え、
親の言いつけを守りながらスマホは持つ約束でした。


ある日ふと、気になって見た息子のLINEには
これが中学生のLINEの内容?と
目を疑うほどの強烈な文章が多数残っていました。

大人なら〇〇罪とか〇〇罪に該当するような
文言の数々。
これは只事じゃないと思った私はLINEをファイル化し、エアドロで自分のスマホに送信しました。


話を一度脱線させますが、
今いじめられている子へ。

LINE、動画、snsのスクショ、その他証拠になりそうなもの。
嫌だなと思うことをされたら
証拠は消さずに取っておいて下さい。
息子も、親に見られたくないとか、
その文章から離れたいって理由でその後ちょこちょこLINEを消してしまったんだけど、
最初に私がファイル化した文章は今とても大切な証拠になってるし、息子を守る材料になった。

受けた文章の内容はとても辛いものだと思うけど、
必ずあなたを守るから、証拠はなるべく多く残しておいてね。


話を戻して、
LINEに気付いてから数週間は
何もない日々が続いたんだけど、
2週間くらいしたある日、
また続きが始まりました。
その2週間の間の中で、私から
「変わったことない?」
「友達とはうまくいってる?」と質問しても息子は私には言いませんでした。
心配させたくないと思ったのか
いじめられてることを知られたくなかったのかわからないけど。


それ(LINEの内容)に気付いた時、
私が直接返信して、「何やってくれてんの?息子があなたに何かしました?私が話聞いてあげるから家まで来なさいよ!」って


送りたかったけどやめました。
こどもの喧嘩に親が突っ込んでいいものか?
もしかしたら私が思うほど重大な話ではないのかもしれない、
私が入って余計拗れたら、
という部分に自信が持てなかったのが正直な気持ちです。相談を受けたら、答えよう。
そう、思っていました。

いじめの問題に対して
学校や職場などに、対応マニュアルが存在するんだと思うんだけど、
マニュアルがあるって言ったって
いじめっていうものは個々に内容は全く違うし人数も違うし被害も違う。
私は今回初動をミスったなって反省しているんだけど、(これはいつかnoteに書きます)
感情や精神的な部分のいじめだから、
家電の取扱説明書みたいに、
①プラスドライバーを用意して…
なんて事は無いわけでね。

対応手順が明確ではない分、
下調べと知識と柔軟な頭が必要だなぁと
勉強になりました。

教訓:感情で動くな、冷静さを保て。



少年法では、14歳未満の少年は刑事責任能力がないため、刑罰法令に触れた場合でも逮捕されず、罪に問われることはありません。これは、物事の良し悪しを理解できていない可能性があるためです。


そう、今回登場する人物が全て14歳未満であること。
大人なら、刑事罰が発生する事案でも
子どもたちは責任能力がないとみなされるのです。
でもさ、そこに登場する人物が全て
未成年だとしても、されたことは立派な犯罪なわけで。
子どもだから、〇ね!って言ってもいいの?とか、
子どもだから人を〇してもいいのか?とか。
どの年齢に限らず、
一線を超えてしまった部分に関しては
本人に責任を取らせて欲しいと思ってしまうのは私が被害者の親だからでしょうか?

相手の親にも言い分はあると思います。
子供がした事なので…と言われたら
それまでですが、
我が子が同じことをしていたらと考えた時に、
私は自分の子を許さないと思います。
きちんと、罰を受けて謝罪をし、
反省させるまでが親の責任だと私は考えるのですが、
そういう観点で物事を捉えられる大人ばかりでは無いこと。様々な考え方があると言うこと。
私の"思うこと"が必ずしも大多数の意見とは限らないということです。

子どもに意見しない(できない)人もいる
子どもを尊重する人もいる
子どもを放任している人もいる
子どもをきちんと叱れる人もいる
子どもと同じ目線で話ができる人もいる


今回やってしまったのは、子ども達だけど、
でもやっぱり
子供の質は親の質だと思ってしまう。


だって、やってはいけないことを教えられていないのだから。
だから、14歳未満の子どもの責任を取るのは親になるんですから。


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