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子供はしなやかに海外生活を楽しむ

こんにちは。
小1息子とニュージーランドで小学生留学をしているめぐみです。
今回は、ニュージーランドに来て改めて「子供ってやっぱりすごい!」と思うことがあったので、それについて書いてみます。

言葉が違っても友達になれる

この間、息子が通う学校でハロウィン・ダンスナイトがありました。
子供はみんな(時には大人も)仮装して、大音量で音楽が流れるホールで、みんなで踊ったりピザを食べたり自由気ままに過ごす一夜でした。

思い思いの仮装を楽しむ
ステージには不気味な飾り付けが

息子も黒づくめの服でキラキラのマントを着て不気味なお面をつけて、ドキドキしながらホールに入ったのでした。
するといきなり、金髪の背の低いクラスメイトの女の子が息子の名前を呼びながらニコニコ笑顔で駆けてきて、おもむろに息子の手を取りました。

そして何も言わずに駆け出したのです。
息子も引っ張られるまま、その子と一緒にホールの中をぐるぐると走り出しました。

なんて無邪気な!なんて奔放な!
どう思われるかとか、何を話そうかとか、そんなこと何も気にしない、子供らしさ溢れる素敵な光景でした。

その後は別の男の子たちと遊び始めた息子。
ドラキュラのような歯をつけた1人の男の子が息子たちを追いかけ始め、自然に鬼ごっこが始まりました。
言葉はなくても遊べてしまう子供の柔軟さには、脱帽です。

その後は別の女の子と遊び出した息子。
その子が、今度うちの息子とプレイデート(学校終わりに約束して遊ぶこと)したいと言ってきてくれました。
その子のママと連絡先を交換し、今度遊ぶ約束をしました。

息子はまだ英語がよく分からないにも関わらず、そんなことお構いなしに遊ぶ子供たち。
言葉が違っても友達になれてしまう子供特有のしなやかさ。
共通言語は「遊び」。

6歳というまだ小さいうちに外国に連れてきて良かったと、心から思った瞬間でした。

適応力がすさまじい

息子はニュージーランドに来て1ヶ月。
「ニュージーランド生活はどう?」と聞いてみると、「慣れてきた!」とのこと。

最初の数週間は、新しい学校で緊張した表情でいることが多かった息子ですが、学校のルーティンにも慣れ、仲のいい友達もできてきて、英語も少しずつですが分かるようになってきているようです。
やはり小さい子供の適応力にはものすごいものがありますね。

私はもう大人なので、どうしても頭でっかちに考えてしまいます。
「日本ではこうだけどこちらではこうだな」と比較してみたり、「今まではこうだったけどここはこう変えなきゃな」とグチャグチャ考えてみたり。
未来とか過去とか、意味は?費用対効果は?とか、つい色々考えすぎてしまいます。

でも小さい子供はまだ長く人生を生きていないので、比較する材料がありません。
だからこそ、「こういうものなんだな」と全部受け入れて、それに適応しようとします。
前回の記事で、海外で感じるストレスについて書きましたが、その意味では息子の方がすでにニュージーランド生活に適応しているかもしれません。(前回の記事はこちら↓)

住まいも、食事も、人間関係も、言語も、気候も。
最初の方こそ「家族に会いたい。家で飼ってた犬に会えなくて寂しい」と言ったり「英語難しい」と言ったりしていましたが、今ではもうほとんど言いません。

魚が食べられなくても牛乳の味が違っても全然気にしないし、ホームステイ先の家でも毎日爆睡だし、天気は暑けりゃ脱ぐし寒けりゃ着るだけ。
前述のように言葉が違っても友達になれちゃうし、パウパトロールを英語で字幕もなしで見てどっぷりハマっています。
「何言ってるか分からないけど面白い」とのこと。

今ここにあるものを、存分に吸収して成長しています。
子供は強いですね。

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