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子どもが不登校にならずに済んだ3つの言葉

ベトナムから帰って2週間が経ちました。
新学期が始まり、担任も変わって新しい風が吹いています。

息子は、新学期が始まって以来、数時間だけ保健室登校をしています。完全に休んだのは1日のみ。
春休み前からかなりの進歩。鬱と診断されてからは、私自身も気持ちがダウンしていましたが、元気になってくれただけで本当によかったです。

まだ教室には行けませんが、少しずつリモートで授業の様子を見たりしています。
何より嬉しいのは、給食を毎日食べてくれること!

私がPTA役員にもなり、教育委員会に意見書を出したりしたためか、校長と教頭が一気に変わりました。どちらも真面目でマニュアル通りのザ・公務員。私は苦手だったし、新しい校長と教頭はリベラルなタイプなので結果的には良かったです。

新しい担任は若い女性ですが、柔軟に対応してくれ、授業にも参加できるよう引っ張ってくれています。

何よりお世話になりっぱなしなのが保健室の先生。給食で好きなものが出ると増やしてくれたり、息子のワガママをやさしく受け止めてくださっています。保健室にはALTなど、入れ替わりいろんな先生が話をしに来てくれます。

前回、親として学校に行かない選択肢を与えることについて書きました。私が息子に言い続けたことは、以下の3つ。

  1. 学校には勉強に行くんじゃなくて、人と話に行くんだよ。

  2. やりたいことをさせてもらうために、お母さんは何でも学校に言うよ。

  3. 少しでも学校に行けて本当にすごい!

あとは、成り行きに任せて無理のないよう、本人のペースで登校させました。もちろん、慣れるまでは学校との密なやりとりと送り迎え、必要なら一緒に学校でついていました。

まだ登校前はあたまが痛い、息がしにくい、と言いますが、登校して何かしていると少し気が紛れて楽になるようです。

先生も親身になって考えてくれるので、本当に感謝。いわゆる文部科学省基準の勉強の遅れは気にしていません。自分でネットで調べていろんなことを教えてくれるようになりました。英語は簡単だから行かない、と自分の意思で選択しています。

今日は春の景色を図工で描きました。そこからメジロやいろんな鳥の名前を調べて先生と楽しく会話ができた。こうやって、社会とつながることが、学校に行くいちばんの意義だと思います。

さらには検索バーを紙で密かに作っておいて、Googleの検索バーが飛びだすマジックをお披露目。人と関わる楽しみ方がわかってきたかな?と微笑ましく感じました。

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