タオ書画「西林眞紀子展」へ行ってきました
西林眞紀子展~見るほどに楽しい~
「地球・宇宙・あらゆる命が、安らぎの光で癒やされるように」
9月26日(木)~10月9日(水) 10時~20時(最終日17時閉場)
東急百貨店たまプラーザ 4階 特設会場(アートサロン)
昔「タオ書画」を体験した西林先生に13年振りにお会いしました。
西林先生は、直ぐに気づき、笑顔で迎えてくれました。西林先生は、知性と品格があり嫋やかで、風格も出て仙女のようでした。
「タオ書画」は、老荘思想(タオイズム)を基にした書画のスタイルです。西林先生は中国に留学して、古代中国思想の博士号を持ち、日本と中国の書道と画を融合させた独自の表現方法を確立しています。
「タオ書画」は、自然の流れや無為自然(人為を排した自然のままの状態)を重視し、筆の動きや墨の濃淡を通じてその哲学を表現します。西林先生は、木の枝や箒などの自然素材を筆として使用することもあり、これにより独特の風合いが生まれます。
心を込めて魂に響くように緩やかに無心で「岩に染み込む気持ちで書く」とおっしゃっていました、これは書道の深い精神性を象徴しています。
書道は単なる技術ではなく、心の表現であり、書道家が心を込めて筆を運ぶことで、文字に魂が宿ると言われています。
西林先生の作品は、書道の技術と老荘思想(タオイズム)を基にした哲学的な深みを兼ね備えており、多くの人々に感動を与えています。
赤ん坊も乳母車から絵をじっとみたり、子供が好きな絵にまっしぐらして動かない、純真な心を持った人に響いているのだと思います。
龍も不動明王の表情が優しく描かれていました、仏様も優しい表情で愛と喜びと幸せを感じる作品です。