
生きるということ:自分と向き合い、ありのままに
生きることは苦悩の連続だと感じる日々が続いています。
その原因は、もしかすると自分本位な考え方にあるのかもしれません。
自分の都合の良いように物事を認識し、思い通りにならないと苦しむ。
そうした姿勢が、余計な思考を生み、物事の本質から目を背けてしまっているのではないでしょうか。
もし心の中の余計な考えを捨てることができれば、苦しみは和らぐのかもしれません。何事にもとらわれず、あるがままに物事を受け入れることができれば、もっと穏やかに生きていけるような気がします。
先日、体調を崩して家で静養していたとき、ふと考えました。これまで私は、何かにすがろうとしたり、答えを外に求めたりしていたのではないか。しかし本当に大切なのは、神仏に頼るのではなく、自然の美しさに心を寄せ、その恵みに感謝しながら生きることではないか、と。
生きることとは、自分自身との対話であり、また、自然との対話でもあるのだと気づきました。心の声に耳を傾けながら、ありのままの自分で生きる。そのためには、自然の中に身を置き、その営みの中に溶け込むように過ごしたいと思います。
どんなに悩みが尽きない日々であっても、風の音や木々のざわめきに耳をすませ、陽の光や大地の温もりを感じることで、少しずつ心は落ち着いていくのかもしれません。
私はこれから、自然と向き合いながら、素直な心で生きていきたいと思います。