宗教以前、原初の祈り：シャマニズムと宇宙波動

宗教誕生以前の祈り：人間の根源的な欲求
　人間は太古の昔から、目に見えない力や自然界の神秘に畏敬の念を抱き、祈りを通して繋がろうとしてきました。
宗教が生まれる以前、人類が共有していた原初の祈りとはどのようなものだったのでしょうか。
それは、おそらく目に見える物事への畏敬や感謝、そして未知なる力への祈願といった、人間の根源的な欲求に基づいたものであったと考えられます。

シャマニズムの祈り：トランス状態と宇宙との交信
　世界各地に見られるシャマニズムにおいては、トランス状態に入ることで、現実世界と異なる次元へと旅立ち、宇宙や精霊と交信する祈りが行われてきました。
シャマンは、歌、踊り、音楽、薬草など様々な手段を用いて、トランス状態に入り、普段は知覚できない情報を手に入れ、人々のために祈りを捧げます。

内在心の祈りで宇宙と一体になる
　宗教やシャマニズムとは異なり、内在心の祈りは、特定の神や精霊への信仰に基づくものではありません。
むしろ、自身の内面にある静寂と繋がり、宇宙と一体になることを目指します。
瞑想やヨガなどの実践を通して、雑念を捨て去り、心の奥底にある真の自分自身と向き合うことで、宇宙の波動と調和し、深い癒しや悟りを得ることができるとされています。

宇宙波動と祈り：共振と調和
　宇宙は、目に見えない波動で満たされています。
科学の発展により、近年ではこの宇宙波動の存在が証明されつつあります。
祈りを通して、自身の波動を宇宙波動と共振させることで、癒しや奇跡が起こると信じられています。