言葉の選び方ひとつで、あなたの「過去」は書き換えられます!
放送作家の板橋めぐみです。
今日は、選ぶ言葉を変えるだけで、
あなたの「嫌な思い出」「過去」は
書き換えられる、
ガラッと印象が変わる、というお話をお届けします。
「嫌な過去」と思っているのはあなただけ
先日、メディア攻略ストーリー講座の
グループセッションを行いました。
その時のテーマは「ビジネスのストーリーづくり」。
参加されたみなさんに
「なぜ、今のビジネスを始めたのか、
そのきっかけとなったエピソード」を
お話しいただきました。
で、その中のお一人のお話が
「それ、言い方を変えましょう!!」だったのです。
どんなお話だったかというと…
「今のビジネスには、
リストラで出向させられた会社で
出会いました」
「リストラ」「出向させられた」…
これだけ聞くと、
どうしてもネガティブな印象になります。
ご本人としてもネガティブで
嫌な思い出だったよう。
でも、これ、事実だけに着目すると、
「単なる異動」ですよね。
「リストラで出向させられた」と
思っているのはご本人だけなのでは!?
日本語だと「リストラ」は
マイナスのイメージが強いですが、
まさに文字通りの
リストラクチャリング(事業の再構築)での
異動だったかもしれません。
もしかしたら、
「成長産業である部署に、有望な人材を異動した」
という背景があったのかもしれません。
なのに、ネガティブな経験として語ってしまうと
その方の印象が
どうしてもネガティブになってしまいます。
加えて聞く方も細かい事情がわかりませんから
「この人はリストラ対象になる人だったのか」
「仕事ができなかったのかな」
と、つい思ってしまいます。
ですので、このような場合、
客観的な事実だけに着目するのがオススメ。
「今のビジネスには
異動先の子会社で出会いました」
これで良いのではないでしょうか。
「リストラ」「出向させられた」だと
その人の印象はどうしてもマイナスになりますが、
「異動」だと、事実だけなのでプラスマイナスゼロ。
こういう「きっかけ」の話は
会ったばかりの人に言うケースが多いので、
わざわざ最初からマイナスのイメージを持たれるような
言い回しを使うととっても損してしまいます。
「天国」「地獄」のギャップをあえて作ることも
一方で、私たちが番組を作る上では
その方の人生にあえてギャップを作り、
「天国」と「地獄」を強調するケースもあります。
そのほうがドラマチックになるからです。
例えば
「倒産寸前」から
「奇跡の大逆転」!
みたいな感じです。
ただ注意して欲しいのは、
マイナスを強く打ち出していいのは
「今、大成功している」方に限る、ということ。
今は大成功している方から
「実は逆境からのスタートだった」
「最初はダメダメだった」
というエピソードを聞くと、
「こんなすごい人でも最初はダメだったのか。
ならば自分もがんばれるかも」
と、元気が湧いてくるはず。
さらにはその方に親近感も覚えます。
繰り返しますが、
この方法は、成功している人向け。
あまり成功していない人が
最初からマイナス面を打ち出すと
相手から低く見られてしまうのでご注意を。
まずは、
マイナスの印象の言葉を
単なる事実に置き換える、
というところから始めてみるのがオススメです。
おそらく
「マイナスの過去」だと思っているのは本人だけ。
言い続けているうちに
あなたにとってマイナスだと思っていた過去が
単なる事実に書き換えられていくはずです。
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