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浜昼顔という商品と、ネットリテラシーのこと。

西脇市サムホール展挑戦が終わり、さてこれからどのようにしよう、というところで迷走しておりました。
noteも以前ほど更新することがなくなっているのですが、ここのところFacebookでの海外グループでの投稿にともない、英語でのリプライのためそちらに時間がかかってしまい、専ら全てが英語での交流に集中しております。

そんななか、ここ最近あるストーンペインターの方とお近づきになり、手取り足取りアドバイスをいただき、仲良くさせていただいておりました。

主には、今まで殆ど意識していなかった作品画像のコピーライトのお話や今後の活動のことなどを相談させていただいていて、その流れでここnoteもリンクをはって紹介したのですが、

昨日お叱りをいただき。

私が、やり取りした海外のかたとのやり取りをスクリーンショットしたのを、全く軽い気持ちで張り付けて話題にしたつい先日のトークを観た彼女が、それはプライバシーの侵害だし、真摯に感銘を受けて提案してくれたことに対する冒涜だよ、と。

本当に、やってしまいました、猛省です。

そして、これに対して「私はあなたのしたことにがっかりした」と、ストレートに指摘してくれた、大先輩ともいえるそのかたに、感謝しかありません。

日本人はことに横の繋がりや調和を気にするので、特に親しくなればなるほど直球で相手に指摘をするということがあまりないと思います。
最近は特にnoteの利用が減っているので、ここのみなさん同士が個々にどんな交流をしているかはわかりませんが、此処に限らず、特にテキスト上でのお付き合いのなかであまりネガティブな指摘をしあったりすることはないと思うのです。
なんかあわないな、とか、相手が無自覚のうちに失礼なことをしたり、先日トークに上げたような「リスペクトのない真似」をされたら、気を悪くして黙って遠ざかるひとは少なくないと思います。

いつしか私も、親しい人たちとの「よい面だけの交流」に慣れて、緩んでいたのかもしれません。

そんななかでの、最近親しくなったかたからの、直球での指摘。
激しく自己嫌悪に陥っているのですが、このような方がいてくれて良かった、という身をもっての苦い経験から、ここの方々も、みんながそうあってほしいな、とねがうばかりです。

海外グループでの交流は実に、今までやって来て外に出たことの殆どない私にとっては衝撃の連続です。
私たちがここでワイワイ交流するように、画像を上げるといいね!とコメントの嵐。
呼吸をするように相手を賞賛するコメントのみならず、「もう少し影をつけないと立体的じゃなくなっちゃう」という「ダメだし」だって普通にあります。
拙く瞬発力のない英語を、コメント欄だけでなく個別メッセージで駆使しながら、よくわからなかったら言ってね?と付け加えながら、最初の頃より確実に、少しずつできるようになりながらのコミュニケーションのとりあいは、瞬間瞬間が勉強で、充実感があり、「ここに私も、いる」ことを実感しています。
そして同時に、今この瞬間も送られてくる「Do you sell your rock?」という問合せの多さから感じるのは、
自分が手掛けたものへの責任というものを、私自身が思う以上にきちんと自覚したければいけないんだなということ。
賞賛してくれる人達の反応も、私の手掛けたものに感銘を受けて贈ってくれる言葉も、全てを大切にする意味でもっと慎重に、自分が思う以上にリテラシーを意識して、相手を尊重する想像力を持って交流しなければならないこと、
そして、自分の産み出したものを画像にのせて広めたときの責任にも、最大限の想像力を持ってして拡散しなければ、思わぬトラブルになるリスクがあること。

いつも楽しい反応ばかりではなく、自分の作品きちんと「名札」(コピーライト)をつけておかないと、証明できずに悪質ないやがらせに遭う可能性があるなんて、おもいもよらなかったんですよね。

総てを踏まえて、画像に名札をつけるところから、きちんとした作家としての自覚を持ってやっていこうと思います。

製作過程は大切な私の証明になるので載せていきますが、相変わらず鈍い英語の壁を越えるために殆どのネット活動はそちらに注力することになります。
「英語で困ったら言ってね!」とみなさん優しくて声をかけてくれるのですが、日々のやり取りをするのは自分なのですから、自分のものにしなければきっと意味がないのです。

それでもここはホームなので、どうか生温い目で見守っていただけたらと思います。

先日のいくつかのトークは消去しました。
コメントくださったみなさん、ありがとうございました、ごめんなさい。

10/17追伸

西脇より
展覧会のお知らせが届きました。
会期は10/29~12/3、 兵庫県は西脇市岡之山美術館となります。
関西圏の方、お越しいただけるようでしたら、是非ご高覧くださいませ。

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