クラフト市で出会った陶器に魅せられて
徐々にコロナの影響が薄くなり、3年ぶりの開催だとかの「台ヶ原宿市」のクラフト市に行ってきました。
革小物、バッグや服、アクセサリーに陶芸などがありました。
駆け足で行って、全貌の半分しか行って見てなかったですが、これは運命?というくらいにお宝を見つけてしまいました。
トルコブルーを基調にした、ぐい呑みやカップなどが置かれていた一角。
鮮やかな青の食器に惹かれて、最後の一枚だという片口と、白地の片口を購入。
そして、包みに封入されていたチラシを見ると…
なんと、青い陶器を研究しての若きベテラン陶芸家さんのものでした!!
本間友幸さん、と調べたらありました。
長野県安曇野市で作陶されていて、国内外にも沢山入選され、今年は長野県知事賞も受賞した作品もありました。
奥が深い、様々な紋様の出る作品を出されていて
それらをInstagramで拝見するだけでも、こちらも静寂感というのか、深いうつわの世界を垣間見る事が出来ました。
たまたま出会ったクラフト市の、気になる青色を見つけたのがきっかけで、こんな素敵な陶芸にで会えるとは!!
美意識、というのは見た目を美しくする意味だけではなく、美しく作られたものを観て、自分の内面までもが浄化される事もある意識のひとつだと改めて思いました。
そして、生活にこうしたものを使いたいと思わせるデザイン。
暮らしに彩りを加えてくれる、陶器は単なるアートだけではなくて生活に入っていくものですね。
昔から、青みのある陶器は買ってきました。
けれど、青の食器は「食欲を減退させる色」だとして、昔は一般的ではなかったそうです。
どおりで、なかなか見かけないと思っていましたが、青に着目してカジュアルに楽しむことができる陶器を作って販売するというコンセプトも気にいってしまいました。
これから機会を見て、また青のシリーズを手に取ってみたいと思います。